就活とキャリア形成日記


このサイトは「新卒/未経験者」の方が、自らの力で主体的に就職選択ができるようなヒントと考え方が中心です。

4,000人以上の就職を支援してきた就職活動ノウハウと、100社以上の採用コンサルティングをしてきたノウハウを掛け合わせた「就活攻略完全版」をお伝えします。

就職(転職)活動でなかなか上手くいっていない方や、入社した会社に違和感を抱いて転職を考えている人のお役に少しは立てるかと思っています。


Web面接において重要な要素と準備のポイント

2020年のコロナウィルス流行によって、

就職活動は大きな変化を迎え、Web化が一気に進みました。

※参考

【21卒】大手就職ナビの掲載数推移からみるコロナの影響(学生と企業の声)

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/04/02/211445

 

今後の就職活動で一般的になってくるのは【Web化】になります。

もうすでに、Web説明会、Webセミナー、Web面接など、

家にいても説明会を聞けて面接を受けられるように整備されてきました。

 

私も自社の面接をする際は、Web面接で行うことがほとんどです。

今まで対面でやってきた面接をいきなりWebに変えると、

どんな影響があるのか気になっていましたが、面白いように学生の個性が出ます。

 

対面では見えてこなかったところも見れて、合否の判断材料が増えました。

知っているのと知らないのだと、

学生が無意識のうちに評価されて落ちることも多々あります。

 

そこで、実際にWeb面接をしている企業側として、どういったところを見ているのか、

また、学生はどこを気を付けたら良いのか、というのをお伝えします。

Web面接で注意すべき3つのポイント

Web面接で注意すべきポイントは以下の3つです。

  1. 面接環境は最適な場所を準備しておく
  2. リアクションは大きくする
  3. Web面接を実施することを周知する

それぞれ解説していきます。

1.面接環境は一度リハーサルをしておく

Web面接となると、いろいろな準備が必要になります。

オススメの面接環境は下記の通りです。

 

場所

・自宅の中で静かで明るいところ

・背景は白一色がオススメ

理由はシンプルで、面接に集中できるためです。

 

服装

上下スーツを着て、髪の毛もセットする

下は見られないだろうと思う方もいるかもしれません。

ただ、ふいに席を立った時に見られる可能性があるため注意が必要です。

 

通信状況

Wi-Fiは繋いでおき、5分前にはデバイスの前で準備をしておく

 

機器

スマホではなく、カメラ付きのパソコンを用意する

もしパソコンがない場合は、誰かからパソコンを借りるかネットカフェに行きましょう。

 

ここまで準備しておくと、

企業側も「しっかり準備ができる学生」という印象を持ちます。

 2.リアクションは大きくする

対面の面接では、細かい表情の変化や動作がわかったものの、

Webになると上半身しか映らないため、反応がわかりにくくなります。

 

自分が話している分には全然問題ないのですが、

質問をして聞く側になったときに注意が必要です。

 

こちらが話をしているのに、相槌やうなずきをしない、しても小さくする、

というのでは、「この人あまり反応しない人なのか」という印象を持たれます。

 

例えば、対面ではうなずくだけだったものを、声に出して相槌をしてみましょう。

「そうなんですね」「なるほど」「へぇー」「はい」などを伝えると、

面接官は自分の話を聞いてくれている、というのを感じるので、

コミュニケーションが取りやすくなり、好印象になります。

3.Web面接を実施することを周知する

意外と注意が必要なのが、

Web面接をやるときに邪魔が入らないようにするということです。

 

実家にいてWeb面接を実施する際は、一緒に住んでいる人に時間と場所を伝えましょう

過去にあったのが、Web面接の途中で、お母さんの呼びかけが入ってきたり、

はたまた乱入してきたりすることがありました。

さすがに苦笑いでしたが、途中で中断せざるを得ませんでした。

 

また、1人暮らしをしている学生も同様です。

一緒に住んでいる人というよりは、宅配便やスマホの通知音です。

 

対面で面接を実施するときに、スマホの音がなる、ということはあり得ないことです。

面接という場をしっかりと理解して準備しておきましょう。

Web面接と対面面接の違い

Web面接と対面面接だと、求められるものが変わってきます。

オンライン上(画面上)と対面だと企業の見え方が違うからです。

 

Web面接は、伝える内容(論理)が求められます。

対面面接は、どう伝えるか(感情)が求められます。

 

どうしてもオンライン上だと感情面や雰囲気がわかりにくいので、内容が大事になります。

 

Web面接は通過するけど対面は落ちる、

逆に対面は通過するけどWeb面接は落ちるというのは上記のためです。

事前準備を万全にしよう

Web面接は特に周りの環境や通信など、準備するものが多くなります。

面接もプレゼン力が求められるので、伝え方の工夫も必要です。

 

Web面接で注意すべきポイントを再度記載しておきます。

  1. 面接環境は最適な場所を準備しておく
  2. リアクションは大きくする
  3. Web面接を実施することを周知する

 

Web面接と対面面接それぞれの準備をして、万全にして臨みましょう。

少しでもお役に立てれば嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【21卒】大手就職ナビの掲載数推移からみるコロナの影響(学生と企業の声)

3月1日に就職ナビがオープンしてから1ヶ月。

 

毎日各社の掲載社数や説明会予約受付社数を見てきた中で、コロナの影響がないとは言いがたい。

 

掲載社数や説明会予約受付社数の推移データを見ながら、実態はどうなのか、というのをお伝えします。

※対象就職ナビはリクナビマイナビ、キャリタス、あさがくナビの4つです。

 

各社の掲載社数推移

2020年卒と2021年卒の掲載者数を比較すると以下のようになります。

f:id:san3284:20210717155222p:plain


説明会予約受付社数は以下のようになります。

f:id:san3284:20210717155557p:plain

推移からの考察

この数字からわかることは、掲載社数は増えているものの、説明会予約受付の数が減っているということです。

リクナビは個人情報の問題もあり、20卒より掲載社数、説明会予約受付数は現状しているものの、マイナビは20卒よりも増えています。

 

ただ、事実としてこの1ヶ月だけで、リクナビマイナビ合わせてのべ2867社が説明会予約を中止しています。

 

コロナウイルスの影響で、業績の見通しが立たないため、即戦力にならない新卒採用を控える企業が増えてきました。

 

ただ、影響をほとんど受けないIT業界や建設業界、インターネット業界は募集を止めず、むしろ加速させているように見えます。

企業・学生の声

実際に学生、企業でそれぞれどのようなことに困っているのか、実態はどうなのか、というのを聞いてみました。

学生の声

・内定取り消しの話を聞くが、本当なのか知りたい

・採用人数を減らしている企業や業界もあるので、自分が就職できるかが心配

・web説明会でいろいろな企業が見れるのは良いところだが、実際の会社の雰囲気を知れない

・地方に住んでいるが、東京で就職したいと思っても説明会や選考で東京に行けない

・大学のキャリアセンターが閉まっていて、誰にも相談することができない

・第一志望の企業がまだ選考がコロナの影響で後ろ倒しになり、始まっていない状態で今の内定先の承諾期限が来たら悩む

企業の声

・3月の上旬は学生が説明会に来ていたが良かったが、下旬から来なくなったので採用できるか心配

・業績があまり良くないので、今年は採用を見送る

・コロナが収まるまで説明会の自粛をしているため、6月、7月くらいに一気に選考を終わらせようと思っている

・コロナの影響は関係なく、昨年同様の採用人数で動いている

・業界的にそこまで影響が出ていないため、通常通り説明会や選考をしている

・現状、受注がストップしている状態で、社員にも自宅待機をしてもらっているため、新卒採用はできない

 

統計データとしてはそこまで多くないものの、それぞれの声からわかるのは、超売り手市場から、一気に買い手市場になってしまった、ということです。

 

学生側と企業側でそれぞれ出ているコロナの影響をまとめました。

学生側

夏からインターンに参加している学生は、すでに内定をもらっている

就職ナビオープンからスタートしている学生は、選考に行けていなくて足踏み状態

 

企業側

海外と取引がある企業や人が集まらないと仕事ができない企業は採用をストップしている

IT企業や広告業界など、テレワークやリモートワークで仕事ができる企業は採用を継続している

今からやるべきこと

では、これから就職活動をする学生はどうしたらいいのか。 

1.現在、説明会や選考をやっている企業を受ける

志望業界ではなくても、ちょっとでも興味を持ったら選考を受けましょう。

一番のリスクは、「就職ができずに働けなくなる」ことです。既卒になるともっと就職しづらくなります。

第一志望の業界や企業の選考スタートを待ってても、採用をやらなくなる可能性もあります。

現在、選考を受け付けている企業は、少なからず現段階では採用できる体力のある企業ということになります。

2.自己分析をする

選考の数が少なくなる分、家で過ごす時間が多くなります。

この何もしない時間をそのまますぎると、いざコロナウィルスが収まって選考が始まったときに、うまく話せずに落ちてしまいます。

そのためにしっかり準備しておきましょう。

 

※一緒に読みたい記事(自己分析編)↓

【自己分析を深めたい方必見】50種類試した私が選ぶ究極の自己分析の方法3選 - 就活とキャリア形成日記

※一緒に読みたい記事(面接対策編)↓

【面接でうまくいかない方へ】これだけ準備すれば大丈夫≪厳選質問集100選≫ - 就活とキャリア形成日記

  


いかがでしたか??

コロナウィルスという大変な状況の中、今できることをしっかりとやりましょう。

 

追伸

就活に関して、様々な情報を発信していきます。

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就活のサポートもしています。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

【採用情報の正しい見方】みなし残業・固定残業代?/完全週休二日制・週休二日制?/社会保険完備?

就職活動をするにあたって、就職ナビや求人票など、

さまざまな形で求人情報を見るかと思います。

 

その中でも特に気になる労働条件。

勤務地、給料、休日、福利厚生、手当など、働く上では一度は確認するものです。

 

ここでは、求人情報の正しい見方ということで、

ちゃんと知っておかないと入社後にギャップが起きてしまいがちな条件を正しくお伝えします。

 

よくある下記の解説していきます。

みなし残業代(固定残業代)込みとは

給料の欄に書かれることが多くなったこの「みなし残業」という言葉。

そもそもみなし残業とは法律上で正しくはみなし労働時間制というもので

残業の定義が難しい職種にあらかじめ一定分の残業代を支給するというものです。

つまり、違法ではありません。

 

この制度がある場合、

「みなし残業30時間(4万円)を含む」という例を使ってメリット、デメリットを説明します。

みなし残業30時間(4万円)を含むとは、

残業30時間以内の場合は残業代を支払わなくて良い、

ただ30時間を超えたらその分だけ支給されるというものです。

 

メリット

・残業10時間でも4万円はもらえる

 

デメリット

・残業30時間過ぎないと残業代もらえない

 

結局のところ、みなし残業代が含まれていたとしても、

みなし残業がなくて単純に30時間分残業した時の給料とほぼ変わりません。

 

ただ、気持ち的な面で「働いた分だけもらえる」のか「働かなくても給料をもらえるの」のかの違いです

 

そもそも定時までに仕事を終わらせないといけないので、

みなし残業があるなしで選ぶのは本質的な考え方ではありません。

完全週休二日制週休二日制の違い

この2つは似ているので混同しがちですが、明確に分かれています。

それぞれ説明します。

 

完全週休二日制

完全週休二日制とは、毎週2日間必ず休みになるというものです。

ただ、ここで注意が必要です。

 

完全週休二日制=土日祝日休み

 

ではないということです。

企業によっては、完全週休二日制(水・日曜)ということもあります。

土日祝日休みが良いという方は、休日の欄を見て、

「完全週休二日制(土・日)、祝日」という表記があるかどうか確認してみてください。

 

週休2日

週休二日制とは、1ヶ月の間に週2日の休みがある週が1度以上あるというものです。

つまり、週2日休みの時もあるし、

週1日休みのときもあるということなので、注意が必要です。

 

だいたい「完全週休二日制」は年間休日120日になりますので、

年間休日で見てもいいかもしれません。

 

※参考:考え方としては、お客様が休みだったら休みです。

【完全週休二日制(土・日)、祝日の企業の特徴】

基本的にはBtoBの企業になります。

EX)メーカー、商社、広告、IT、金融(銀行や証券)、官公庁(公務員)など

 

逆に完全週休二日制ではないのはBtoCになります。

EX)サービス(ホテル、介護など)、小売、不動産、鉄道、百貨店など

社会保険完備とは

意識してみてはいないものの、かなり重要な社会保険完備という言葉。

実際の意味を知らない方は多いのではないでしょうか。

 

社会保険完備とは、健康保険、厚生年金保険、

労働者災害補償保険労災保険)、雇用保険の4つすべてに加入できるという意味です。

 

それぞれ少し解説していきます。

健康保険:保険証がもらえて3割負担が適応される保険です。

厚生年金保険:国民年金に上乗せされて給付される年金をもらうための保険です。

労働者災害補償保険労災保険):仕事中や通勤途中に発生した怪我や病気などに適応される保険です。

雇用保険:失業・雇用継続などに関する保険です。

 

この4つがすべてそろって初めて社会保険完備といます。

1つでもない場合は社会保険完備とはいえません。

 

必ずチェックするようにしてください。


 

いかがでしたか??

以外と見落としがちなところなので、しっかりと確認しましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

仕事選びのミスと正しいアプローチ方法

就活の時に多くの人が「やりたいことがわからない」という悩みに陥ります。

 

やりたいことがないからとりあえず興味のある会社を受け、

面接ではやりたいことを聞かれ、うまく答えられずに落ちまくり、結局振り出しに戻る。

 

今度は福利厚生や年間休日、勤務地で選ぶも志望動機が書けずにお見送りになる。

最終的には納得がいかずに続く。

 

就職活動が長く続くパターンです。

 

こういった方にぜひ伝えたいのは、

「やりたいことで仕事を選んだら続かない」ということです。

 

いや、でも企業からやりたいこと聞かれるし、

就活本やネットにもやりたいことは必要って書いてるし、

と思うかもしれませんが、必要ありません。

 

4000人以上も求職者とキャリアカウンセリングを実施した経験から、

なぜやりたいことで企業を選んではいけないのかを解説していきます。

やりたいことで企業を選んではいけない3つの理由

やりたいことで企業を選んではいけない理由は以下の3つです。

  1. やりたいことは変わる
  2. やりたいことはやれない可能性が高い
  3. 企業はやりたいことより向いていることを観る

それぞれ解説していきます。

1.やりたいことは変わる

やりたいことはどんどん変わっていきます。

思い出してみてください。

 

小学校のときにやりたかったこと、中学校のときにやりたかったこと、

高校のときにやりたかったこと、今やりたいこと、

それぞれ同じところはあるかもしれませんが、だいたい異なることが多いでしょう。

 

いろんな経験をすることで、新しい知識や視点が身につき、どんどん変わってきます。

 

これは社会人になってからも同じで、入社前にやりたかったことと、

入社後にやりたいことは変わることがほとんどです。

 

もし仮にやりたいことがあってそれができるところに配属されたとしても、

そのやりたいことができたら、その後はどうなるのでしょう。

 

やりたいことが終わったので、もうその会社にいる意味がなくなるかもしれません。

2.やりたいことはやれない可能性が高い

新卒一括採用(メンバーシップ型)で総合職として採用するため、

配属される部署が入社までわからないというのが事実としてあります。

 

自分が希望する部署に100%行けるとは限りません。

 

やりたいことをそのままの形で受け入れるジョブ型(専門スキルを活かし、

職務や勤務地を限定する形態)採用というものもあります。

 

ただ、企業がなかなか踏み出せないのは、採用をしたとしても、

もしその事業がなくなればその人は不要になるリスクがあるためです。

 

実際に、FUJIFILMはカメラの会社から医療企業に変わり、

トヨタ自動車もIT企業に変わろうとしています。

3.企業はやりたいことより向いていることを観る

人事や経営者から聞く話ですが、

やりたいことよりも仕事に適性があるかで合否を判断する企業も多くあります。

 

上記2つでもお伝えした通り、本人のやりたいことは変わり、

企業も事業を変えていかないといけないので、「やりたいこと」への重要度は下がります。

 

一方で、仕事への適性はある程度、観える部分でもあります。

コツコツと真面目に取り組んでくれそう、革新的なアイデアを出してくれそうなど、

その人の特性は変わりにくいため、判断しやすくなります。

やりたいことで企業を選んだ失敗事例

実際の事例をご紹介します。

事例:20代女性
就職活動当時のやりたいこと:事務職
就職先:大手企業の事務職
仕事内容が合わず、転職活動をして、別の会社に営業職として転職し活躍中。
 
彼女は裏方のサポートがやりたいということで、事務職を中心に就職活動をしていました。
頑張りのおかげで、土日休み、残業なし、都内勤務で転勤なしと誰もが憧れる会社に就職。
 
ただ、2年目になったときに「この仕事は本当にやりたいことなのだろうか?」と疑問を抱き始めます。
きっかけは、仕事をしていく中で、サポートの仕事よりも、
コミュニケーションを取る仕事の方が好きなことに気付いたためです。
 
彼女曰く、「新卒の時に職種や業界に捉われず、自分が何を大切にしたいかを考えて就活すればよかった」と振り返っていました。
 
事例:20代男性
就職活動当時のやりたいこと:企画
就職先:Web広告業界の中堅中小企業
仕事内容が想像していた企画職ではなく、地味なデータ分析ばかり。
学生時代はイベント企画をしたり、出し物の企画をしたりしていたため、
そのまま企画ができそうな広告業界に就職。
 
しかし、配属された部署はWebサイトの分析チーム。
華やかな"企画"というイメージをもって入社したのにもかかわらず、
毎日数値をにらめっこをして分析する仕事を黙々とやっています。
 
転職するかどうか、悩んでいる状況です。

ほんの一例かもしれませんが、実際に事例のような「やりたいことと違う」といって、

転職の相談に来る方が増えてきています。

失敗しない企業の選び方

「やりたいこと」で選んではいけないということをお伝えしてきましたが、

ではどのように企業を選んだら良いのか。

 

それは、どんな人になりたいか】と【将来のビジョン】を考えることです。

 

どんな人になりたいか、将来のビジョンを考えた後に、

「そのためにはどんなスキルや経験、知識を持っているのか」を書き出して、

それが身につく可能性が高い会社を選ぶことをおすすめします。

例1

Q:どんな人になりたいか?

A:信頼される人になりたい

 

Q:信頼される人はどんな人か?

A:お客様の要望に応えられる人、仕事が丁寧な人、

ミスをしない人、理解力がある人、商品知識が豊富な人など

上記のような人が活躍している会社は、

もし自分が入社したら自分の理想像も叶えられるし評価も高まります。

 

その「活躍しているか」を知るのが逆質問になります。

 

あわせて読みたい記事 

san3284.hatenablog.com

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例2

Q:将来のビジョンは?

A:世の中を裏から支えられるようにしたい

 

Q:裏で支えるとはどういうことか?

A:知られてはいないけど実はないと社会が機能しないものなど

 

Q:具体的には?

A:ITや建設、鉄道などのインフラ

対象が「社会」や「世の中」というのであれば大丈夫です。

ここまでくれば業界が絞られてくるので、わかりやすくなります。

まとめ

お伝えしたことのまとめになります。

やりたいことで企業を選んではいけない理由は以下の3つです。

  1. やりたいことは変わる
  2. やりたいことはやれない可能性が高い
  3. 企業はやりたいことより向いていることを観る

オススメの選び方は、

どんな人になりたいか】と【将来のビジョン】を考えることです。

 

「やりたいことがない」というので落ち込むことはありません。

むしろ、やりたいことは入社してから見つかるものです。

 

少しでもやりたいことがわからない人の悩みが解消されていると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~趣味・特技編~

就職活動において、

ほとんどと言って良いほど書かなければいけないESと履歴書。

 

せっかく時間をかけて1週間も練りに練って書いたのにお見送り、サイレント。

なんで全然時間もかけずにやってる人の方が通過するのか、、、

といういらいらを覚えたことはあるかと思います。

 

実際に私もESや履歴書を書くのに1日悩み、

書き上げるまでに1週間以上もかかるということがざらにありました。

でも結果は1社も通過せず。。。

 

せっかくだからいろいろ変えてみよう!と思って、

少しずつアレンジを加えていくと、落ちていたのが嘘のように通過していきました。

 

そこでいろいろ試した「ES・履歴書通過のノウハウ」をお伝えできればと思います。

ESと履歴書を書くときに出てくる各項目をシリーズ化して解説していきます。

他のシリーズはこちら。

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~自己PR編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/16/222347

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~志望動機編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/24/212812

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~自己PR編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/23/103157

 

 

ここでは趣味・特技の書き方をお伝えします。

趣味・特技を書かせる理由

本当にこれ書く意味ある?と思われる趣味・特技。

ここで変なことを書いて落ちることはほとんどありませんが、意外と大事で見られています。

 

日常生活からみた人柄やストレス発散方法など、その人の本質が見えやすいからです。

面接始めるときにアイスブレイクとして、趣味や特技の話から入る面接官もいます。

 

何気ない会話も評価対象になりますので、しっかり答えられるようにしましょう。

書くときに意識する3つのポイント 

意識するポイントは以下の3つです。

  1. 内容は何でもOK
  2. 理由を文章で書く
  3. 特技はあれば書く

それぞれ解説していきます。

1.内容は何でもOK

マニュアル本には、この趣味は書かない方がいいとか、

これは大丈夫とかいろいろ書いてありますが、結論、何でも大丈夫です。

 

ゲームをやること、漫画・アニメを観ること、

料理、読書、体を動かすこと、旅行、スポーツをすることなどなど。

 

どこまでが趣味・特技なのか、というのはわかりにくいですが、

基本的にその分野が好きでやっていることなら書いて問題ありません。

 

多すぎて書ききれない!という方は、志望業界や志望職種に合わせて書きましょう。

 

例えば、営業や接客など、人前で話したり活発なイメージがある仕事であれば、

旅行やスポーツ系。

 

エンジニアやプログラマーなど、黙々と仕事をしたり、

集中力が必要な仕事であれば、ゲームやパソコン系が良いでしょう。

2.理由を文章で書く

この"文章"が一番大事で、ここで人柄や価値観を伝える必要があります。

 

理由というのは、趣味をやっている理由です。

いやいや、楽しいからやってるわ!と思ったかもしれませんが、

その「楽しい」を言語化しましょう。

 

例えば、以下のイメージです。

旅行

知らない土地に行くのが好き、旅行先で出会う人と仲良くなるのが楽しい、計画を立てるのが楽しいなどなど。 

ゲーム

RPGで攻略していくのが楽しい、どうやって相手を倒すのか考えるのが良い、1つ1つミッションをクリアするのがやった感があるなどなど。

漫画・アニメを観る

非日常を味わえることが楽しい、ストーリーを推測して当たると嬉しいなどなど。 

スポーツをする

体を動かすことがストレス発散になる、チームで協力しながらやるのが楽しい、点取ることが嬉しいなどなど。 

3.特技はあれば書く

趣味・特技と書いてあるので、両方書かないとダメ、というわけではありません。

基本的には趣味だけで大丈夫です。

 

特技は何か自慢できることがあれば書きましょう。

 

例えば、以下のイメージです。

ものまねが得意、けん玉でなんでもできる、

人と名前をすぐに覚えられる、カラオケで90点以上取れるなどなど。

何かきらっと光るものがあれば、企業もプラスに捉えてくれます。

ただ、何も自分にはない、、、という方は、趣味のボリュームを多く書きましょう。

あまり考えすぎずに書きましょう

ここで悩む必要はありません。

趣味・特技の欄を見て落とすことは、あまりありません。

 

その人の人柄が見るため、自分らしさを出していくといいかもしれません。

自分の好きなことを書けるということで、気楽に書きましょう。


 

いかがでしたか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~志望動機編~

就職活動において、

ほとんどと言って良いほど書かなければいけないESと履歴書。

 

せっかく時間をかけて1週間も練りに練って書いたのにお見送り、サイレント。

なんで全然時間もかけずにやってる人の方が通過するのか、、、

といういらいらを覚えたことはあるかと思います。

 

実際に私もESや履歴書を書くのに1日悩み、

書き上げるまでに1週間以上もかかるということがざらにありました。

でも結果は1社も通過せず。。。

 

せっかくだからいろいろ変えてみよう!と思って、

少しずつアレンジを加えていくと、落ちていたのが嘘のように通過していきました。

 

そこでいろいろ試した「ES・履歴書通過のノウハウ」をお伝えできればと思います。

ESと履歴書を書くときに出てくる各項目をシリーズ化して解説していきます。

他のシリーズはこちら。

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~ガクチカ編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/23/103157

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~自己PR編~
https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/16/222347

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~趣味・特技編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/26/233645

 

今回は、志望動機の書き方をお伝えします。

志望動機を書くときの3つのポイント

面接の準備をするときに、一番手間がかかって考えるのが大変な志望動機です。

その名の通り「志望」する「動機」なのですが、

ちゃんと志望動機になっていないことも多々あります。

 

ここでは書き方や文章構成というより、

どういった内容が良いのかを上記3つのポイントに絞って、お伝えします。

 

志望動機を書くときのポイントは以下の3つです。

  1. 企業のことを褒めすぎない 
  2. 自分と企業の共通点を伝える
  3. 動機の種類が大事

それぞれ解説していきます。

ポイント①企業のことを褒めすぎない 

企業の良いところのみを伝えるというこのパターンは、

一番「間違った志望動機」として書くケースです。

 

例えば以下のような志望動機です。 

食品業界
私が貴社を志望する理由は、 貴社の〇〇という商品が好きで、それに携わりたいと考えたためです。 特にその商品は〇〇という特徴があり、ここの部分が好きです。 また、〇〇という商品も好きで、ぜひその商品に携わりたいと思ったので志望しました。
IT業界
私が貴社を志望する理由は、教育研修がしっかりされているからです。 資格取得もできますし、6ヶ月という長い期間研修をしていただけるということで 自分自身も成長していけると思ったので志望しました。
商社
私が貴社を志望する理由は、貴社の事業展開に興味を持ちました。 全国に支店があり、国内はもちろんのところ、 海外にも積極的に展開しており、将来性があると感じましたので志望しました。

極端かもしれませんが、無意識でこのように書いている人もいます。

相手の良いところを褒めるのは大事ですが、それだけになってはいけません。 

ポイント②自分と企業の共通点を伝える

では、どのように書いたらいいのか。

それがこの「共通点」を伝えるということです。

 

恋愛と同じように「私はあなたの家族思いなところが好きです。なぜなら私も家族を大事にしていて、同じ思いを持っているからです」みたいな形で伝えると、より意欲が伝わります。

 

上記の例を1つ取り挙げて解説します。

私が貴社を志望する理由は、教育研修がしっかりされているからです。 資格取得もできますし、6ヶ月という長い期間研修をしていただけるということで 自分自身も成長していけると思ったので志望しました。

これに“共通点”を入れると、

私が貴社を志望する理由は、教育研修がしっかりされているからです。 資格取得もできますし、6ヶ月という長い期間研修をしていただけるということで自分自身も成長していけると思ったので志望しました。 なぜなら、私自身、教育研修があることで成長した経験があります。 アルバイトで右も左もわからない中、会社の教育制度を利用して一から接客スキルや言葉遣いを学んだ結果、お客様から高い評価を得ることができ、自身の売上目標も130%達成しました。 このように、教育制度があることで自分自身が成長でき、貴社に貢献できると考えるため、志望します。

“教育制度”について会社と自分の共通点(なぜ教育制度が大事かを自分の経験で伝える)を書くとより具体的になり、企業も納得しやすくなります。

ポイント③動機の種類が大事

最後に大事になるのが、「共通点」の種類です。

上記の例の“教育制度”はあまり志望動機としてはふさわしくありません。

 

理由は「この人は教育制度をしっかり用意しないと成長しない受け身人間なのか?」

と思われてしまう可能性が高いからです。

 

いわゆる、条件や制度に共通点を見出すのはリスクを伴います。

ではどこに共通点を見出せばいいのか。

 

それは下記の2つがおすすめです。

1.価値観

企業の価値観、つまり経営理念やビジョンと自分の価値観が一致していることを伝える志望動機です。

 

例えば、、、

貴社を志望する理由は、貴社のお客様第一主義という企業理念に惹かれたからです。
お客様に喜んでもらうことが私のやりがいに感じます。 私はアルバイトをしている中で、常にお客様第一で考えていました。
どんなに忙しくても常にお客様にアンテナを張り、グラスが空いていたら声をかけたり、寒そうだったらひざ掛けを渡したりしました。 その結果、お客様から高い評価を得ることができ、お客様の感謝がやりがいに感じました。 したがって、お客様第一主義という考えに自分が合致しているため、志望します。
2.自分の強みの活かし方

企業の仕事内容のなかで自分の強みがどう活かされるかを伝える志望動機です。

例えば、

貴社を志望する理由は、自分の強みが活かされると感じたからです。 私はアルバイトで、誰とでも仲良くなれるという強みを活かし、ただ接客をするだけではなく、お客様の趣味嗜好や好みを聞いておすすめを提案しました。 結果として、お客様から「提案してくれたものを頼んで美味しかった。また来たい。」 という高い評価を得ることができ、自身の売上目標も130%達成しました。 このアルバイトの経験が活かされると思い、志望します。

このように、自分の経験との繋がりを書くと企業から評価されます。 

エントリーシートでどこまで志望動機を入れるか

志望動機の作り方やポイントはなんとなくわかったが、

書く欄が200~300文字くらいしか書けないということもあるかと思います。

 

文章構成の基本は、結論→理由→具体例→まとめになりますが、以下のイメージです。

貴社を志望する理由は、貴社のお客様第一主義という企業理念に惹かれたからです。 お客様に喜んでもらうことが私のやりがいに感じます。 私はアルバイトをしている中で、常にお客様第一で考えていました。 どんなに忙しくても常にお客様にアンテナを張り、グラスが空いていたら声をかけたり、寒そうだったらひざ掛けを渡したりしました。 その結果、お客様から高い評価を得ることができ、お客様の感謝がやりがいに感じました。(196文字)
貴社を志望する理由は、自分の強みが活かされると感じたからです。 私はアルバイトで、誰とでも仲良くなれるという強みを活かし、ただ接客をするだけではなく、お客様の趣味嗜好や好みを聞いておすすめを提案しました。 結果として、お客様から「提案してくれたものを頼んで美味しかった。また来たい。」 という高い評価を得ることができ、自身の売上目標も130%達成しました。 このアルバイトの経験が活かされると思い、志望します。(199文字)

面接で具体的に言えるようにしよう

エントリーシートでは簡潔に書くことを意識するため、

具体例を長く書くことはありません。

 

ただ、面接になると、より具体的に答える必要が出てきます。

そのため、400~500文字程度で準備しておいて、

エントリーシートでは200~300文字に、

本番では400~500文字にすると良いでしょう。

 


いかがでしたか?

マニュアル本とか、講座とかでいろいろと書き方を聞きますが、

実際に作ってみるとかなり大変で時間がかかります。

 

前もって事前に準備しておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~ガクチカ編~

就職活動において、

ほとんどと言って良いほど書かなければいけないESと履歴書。

 

せっかく時間をかけて1週間も練りに練って書いたのにお見送り、サイレント。

なんで全然時間もかけずにやってる人の方が通過するのか、、、

といういらいらを覚えたことはあるかと思います。

 

実際に私もESや履歴書を書くのに1日悩み、

書き上げるまでに1週間以上もかかるということがざらにありました。

でも結果は1社も通過せず。。。

 

せっかくだからいろいろ変えてみよう!と思って、

少しずつアレンジを加えていくと、落ちていたのが嘘のように通過していきました。

 

そこでいろいろ試した「ES・履歴書通過のノウハウ」をお伝えできればと思います。

ESと履歴書を書くときに出てくる各項目をシリーズ化して解説していきます。

他のシリーズはこちら。

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~自己PR編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/16/222347

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~志望動機編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/24/212812

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~趣味・特技編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/26/233645

 

今回は、学生時代頑張ったことの書き方をお伝えします。

ガクチカで企業が観ていること

企業が観ていることは、「ポテンシャル」です。

 

学生時代の経験から、どれくらいの熱量で行動ができるのか、

どんな視点で行動しているのかを観ます。

 

また、その点でいうと、自己PRと似ているのですが、 

ここでよくある質問として、

自己PRと学生時代頑張ったことが被るけどどうすればいいですか?

というのがあるので、本題に入る前に少し解説します。

 

答えとしては、エピソードは別々の方が良いです。

 

理由としては、1つのエピソードだけだと、

他に何もやってないのではないか、と思われてしまう可能性が高いからです。

 

そしたら書くことがなくなる、、、

という方もいるかと思いますのでオススメを1つお伝えします。

 

学生時代頑張ったことは、大学時代のこと。

自己PRは、高校(もしくは中学)のこと。

 

分けて考えるとエピソードは出てくると思います。

書くときのポイントは3つ 

書くときのポイントは以下の3つです。

  1. 経験の活かし方を書く
  2. 取り組んだ行動を書く
  3. 意識したことを書く

それぞれ解説していきます。

1.経験の活かし方を書く

一番大事なのが、頑張った経験が仕事でどう結びつくのかを伝える必要があります。

ここで問われてるものは、

学生時代の経験と社会人の仕事(お金をもらって行う仕事)のブリッジングです。

 

例えば、

学生時代に頑張ったことは、居酒屋のアルバイトです。

お客様に喜んでもらうために、飲み物がなくなったら声をかけに行ったり、メニューに悩んでいたらオススメを提案したりしました。

結果として「◯◯さんの接客良かったよ!」と言われ、すごくやりがいを感じました。

会社に入社しても、お客様に満足してもらうために努力をします。

上記の経験では、接客志望なら良いかもしれませんが、営業志望では少し弱いです。

営業志望であれば以下のようになります。

学生時代に頑張ったことは、居酒屋のアルバイトです。

お店の売上目標を達成するために、試行錯誤しました。そのためにはお客様に喜んでもらう必要があるので、接客スキルを磨いたり、メンバーと協力したりしました。

結果として売上前年比130%を達成しました。

会社に入社しても、売上目標を達成するために自分にできることは何でもやっていきます。

営業は売上目標を達成することが仕事なので、上記なエピソードの方が評価されます。

また、同じ居酒屋でもキッチンの仕事もあります。

学生時代頑張ったことは、居酒屋のアルバイトです。

いかに効率よくさばくかを考えていました。そのために、メンバーと連携を取ったり、早く料理が作れるように練習しました。

結果として注文が入ったらすぐに料理を提供できるようになりました。

会社に入社しても、効率よく仕事をしていきます。

この例ではタイプとしてはエンジニアや事務系です。

いかに効率よく頭を使ってタスクをこなすかは、事務職やエンジニア職に繋がってきます。

  

居酒屋1つにとっても、志望する仕事によってエピソードは変えた方がいいですね。

2.取り組んだ行動を書く

実際にアルバイトで頑張った"行動"を書きましょう。

より具体的に書くと良いです。

 

例えば上記の一番上の例でいうと、

学生時代に頑張ったことは、居酒屋のアルバイトで周りを見て行動したことです。

お客様に喜んでもらうために、飲み物がなくなったら声をかけに行ったり、メニューに悩んでいたらオススメを提案したりしました。

結果として「◯◯さんの接客良かったよ!」と言われ、すごくやりがいを感じました。

会社に入社しても、お客様に満足してもらうために何を求めているのかを常に考えてなんでも応えられるように努力をします。

下線にしたところが変えた部分です。 

少し行動を付け加えるだけで一気にイメージがわきます。

実際にやった行動ベースで書くと「仕事でも同じ行動をしそうだな」となるので、

頑張ったことと仕事のブリッジングが出来ているという高評価になる可能性が高いです。 

3.意識したことを書く

行動だけでも十分イメージがわきますが、もうワンランク上の書き方をお伝えします。

 

それは、行動の際に意識したこと、

つまりどういった思考回路でその行動をしようと思ったのかを伝えることです。

 

上記の例に付随すると、

学生時代に頑張ったことは、居酒屋のアルバイトで周りを見て行動したことです。

快適にストレスなく過ごしてほしいと考えたためです。

お客様に喜んでもらうために、飲み物がなくなったら声をかけに行ったり、メニューに悩んでいたらオススメを提案したりしました。

結果として「◯◯さんの接客良かったよ!」と言われ、すごくやりがいを感じました。

会社に入社しても、お客様に満足してもらうために何を求めているのかを常に考えてなんでも応えられるように努力をします。

下線の一文を入れるだけでも全然見方が変わります。

この人はこういう思考で行動を取るのか、と深いところまで知ることができます。

 

ほんの一手間ですが、

この一手間はエントリーシートや履歴書のみで判断される時は非常に大事です。

理想はエピソードを3つ用意

業界や職種に合わせて、3つほどエピソードを用意しておくことが理想です。

 

「サークル」「アルバイト」「学業」の3つが王道ですが、

他にも「長期インターン」「ビジネスコンテスト」などが挙げられます。

 

ただ、「ボランティアに行っただけ」の経験はあまりオススメしません。

もちろん行くこと自体は悪くないのですが、仕事に繋がりにくくなるためです。

 

今のうちからできる、資格取得やお金を稼ぐ経験などをやって、

企業にアピールするエピソードを作っていきましょう。


 

いかがでしたか?

学生時代頑張ったことがないという方もいるかもしれませんが、

普段無意識でやっていることを意識化すれば出てきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後のサードプレイスについて

 

サードプレイスという居場所を作って1年が経ちました。

※サードプレイスとは

https://san3284.hatenablog.com/entry/2019/07/10/191912

 

いろいろな方にご参加いただき、様々なつながりを作ることができ、感謝しかありません。

本当に、本当にありがとうございました。

 

今回は、そのサードプレイスについて、今後、どのような形式でやっていくのかをお伝えできればと思います。

 サードプレイスの今後

今後について考えていることは大きく分けると2つ考えています。

1.サードプレイスを2つ作る

今までのサードプレイスは、悩んでいること、困っていることを相談できる場、そしてサードプレイスに来れば解消して気が楽になる、元気になる、という目的でやっていました。

いわゆる「-」から「0(ゼロ)」もしくは「+」になるものです。

ただ、いろいろな方に話しを聞いてみて、最も悩んでいることは「やりたいことは漠然とあるけど、やり方がわからない、リソースがない」ということです。

そんな話を聞いている中で、この人とこの人を繋げたら絶対にうまくいきそう、アドバイスコンサルティングすれば、やりたいことがもっと明確になってできそう、など常々思っていました。

 

 なので、計画中ではありますが、「(仮)やりたいことを叶えるためのサードプレイス」みたいなこともやろうかなと思います。

つまり、「0(ゼロ)」から「+」もしくは「+」から「++」になるコミュニティです。

以前からやりたいと思っていたキングコングの西野さんがやっているコミュニティみたいなものです。

※参考:https://salon.jp/1hc1srjr-johu-o7eg-33xn-r8u88p2slizf

ここで読んでいる方に少しだけお願いなのですが、10秒で終わる簡単なアンケートにお答えいただけると嬉しいです。

「(仮)やりたいことを叶えるためのサードプレイス」みたいなものがある方がいいのか、ないほうがいいのかをお答えいただくものです。無記名でも可です。

bit.ly

よろしくお願いいたします。

2.テーマごとにサードプレイスを作る

これも受講者からの声なのですが、来るタイミング、人によって、仕事で悩んでいるの人もいれば、恋愛で悩んでいる人もいます。

来ている人の関心事が異なると、話しづらかったり、自分の悩みを言えなくて消化しきれないこともあります。

なので、テーマごとに関心のある人が集まって話した方が、より「-」から「+」になるのではないかと思って、この考えにいたりました。

 例えば、仕事関係、恋愛関係、お金関係、住宅関係、家族関係、人間関係、コミュニケーション関係などいろいろあると思います。

そこでこれも読んでいる方にちょっとお願いです。

どんなテーマだったら来たいと思うかを教えてください。

bit.ly

ご協力をお願いします。

今年もサードプレイスを引き続きよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~自己PR編~

就職活動において、

ほとんどと言って良いほど書かなければいけないESと履歴書。

 

せっかく時間をかけて1週間も練りに練って書いたのにお見送り、サイレント。

なんで全然時間もかけずにやってる人の方が通過するのか、、、

といういらいらを覚えたことはあるかと思います。

 

実際に私もESや履歴書を書くのに1日悩み、

書き上げるまでに1週間以上もかかるということがざらにありました。

でも結果は1社も通過せず。。。

 

せっかくだからいろいろ変えてみよう!と思って、

少しずつアレンジを加えていくと、落ちていたのが嘘のように通過していきました。

 

そこでいろいろ試した「ES・履歴書通過のノウハウ」をお伝えできればと思います。

ESと履歴書を書くときに出てくる各項目をシリーズ化して解説していきます。

他のシリーズはこちら。

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~ガクチカ編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/23/103157

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~志望動機編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/24/212812

 

【例文あり】通過するES・履歴書の書き方~趣味・特技編~

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/02/26/233645

 

今回は、自己PRの書き方をお伝えします。

そもそも自己PRとは何か

言わずと知れた絶対に聞かれる自己PR。

そもそも自己PRとは「自分の良いところを企業にアピールすること」です。

 

PRは「Public Relations」の略語で、

組織とその組織を取り巻く人間(個人・集団・社会)との

望ましい関係をつくり出すための考え方および行動のあり方です。

 

つまり、自分と周りとの関係を良好にするための考え方、行動のあり方という意味になります。

 

自己PRは何も大学時代のことを書く必要はありません。

あなたが今まで生きてきた中でのことを書けば問題ありません。

 

よくあるエピソードとして「アルバイト」「サークル」

「学業」「学生団体」「ボランティア」「部活」などが挙げられます。

自己PRを書く上ではずせない3つのポイント

自己PRを書く上で絶対にはずせないポイントは以下の3つです。

  1. わかりやすさ
  2. 一貫性
  3. 具体性

それぞれ解説していきます。

1.わかりやすさ

一番初めに大事になるのが、一目で自分が何者か伝わるわかりやすさです。

特に意識した文章構成は、PREP法です。

P=Point(結論)

R=Reason(理由)

E=Example(事例、具体例)

P=Point(結論を繰り返す)

 

それを文章に当てはめると、以下のイメージです。

P=

「私の強みは問題発見、解決力です。」

R=

「いろんな意見をまとめて問題となっていることを解決することが得意だからです。」

E=

「100人ほど旅行サークルに所属しており、そこで旅行先を決めるときに国内旅行に行くのか、海外旅行に行くのか、意見が対立しました。その際に私は仲裁役としてメンバーの間に入り、「なぜ海外なのか」「なぜ国内なのか」を旅行に行きたいと思っている60人全員の意見を聞いたところ、海外が良い理由が自然に触れたいという意見が90%以上と多くありました。そこで私は国内で自然が多いところを提案したら、全員合意し、結果として、全員妥協することなく、旅行を楽しむことができました。」

P=

「この経験を活かして、顧客の問題を見つけて解決していきます。」

 

このようなイメージです。

2.一貫性

ここでいう一貫性とは2つ意味があります。

  1. 自分のアピールした強みが応募企業の仕事内容に活かされるかどうか
  2. 「強み」と「経験」に整合性があるか

 

上記の例だと、この自己PRが活かされる仕事は「問題発見・解決」ができる仕事、

つまり営業やコンサルティングになります。

 

また、強みと経験の整合性ですが、実際に問題が何で、

どう解決したも書いてあるため、一貫性があると人事や面接官は判断します。

 

よくありがちなのが、チームで解決したから「協調性」と書くこともありますが、

協調性では範囲が広すぎる(人によってイメージが異なる)ため、使いませんでした。

 

また、強みとして課題解決力をアピールしているのにもかかわらず、

経験がチームワークになっていることもあります。

 

上記の例だと、

問題発見は「2択による意見の対立ではなく、自然に触れたいイメージが国内と海外で意見が分かれた」になります。

そのための解決策は「国内で自然が多いところの提案」です。

3.具体性

わかりやすさを出すために、この具体性が必要になります。

具体性を出すためのポイントは2つです。

  1. 固有名詞(少し具体的に)
  2. 数字を入れる

上記の例では、わかりやすくこの一文を抜き出します。

100人ほど旅行サークルに所属しており、そこで旅行先を決めるときに国内旅行に行くのか、海外旅行に行くのか、意見が対立しました。

まず固有名詞ですが、ここは固有名詞というより「旅行サークル」と書いています。初めにどんなサークルなのかというのを書くことで、読者のイメージがしやすくなります。

 

続いてはこの一文。

その際に私は仲裁役としてメンバーの間に入り、「なぜ海外なのか」「なぜ国内なのか」を旅行に行きたいと思っている60人全員の意見を聞いたところ、海外が良い理由が自然に触れたいという意見が90%以上と多くありました。

数字を入れることで、「60人の意見を聞く」というのがどれくらい大変か、想像がしやすくなります。

そこで、「60人も意見を聞くなんて行動力もあるな」

「本音の意見を聞けるだけの信頼関係構築力もあるな」

と追加でプラス評価をもらえる可能性も出てくるのは事実です。

 

マニュアル本とか、講座とかでいろいろと書き方を聞きますが、

実際に作ってみるとかなり大変で時間がかかります。

自己満足のPRには注意

よくある勘違いで、自分のPRしたいことだけをPRする方がいます。

 

今ちょっとドキッとした方は要注意です。

 

自己PRは企業が「この人はうちの仕事で強みが発揮できるか?」

という観点で見るものです。

自分が言いたいことだけを言うのは、もちろん大事な時もありますが、

わがままな人という印象を与えかねます。

 

上記でもお伝えした通り、相手目線を大事にして書きましょう。


 

 

企業がどの視点で自己PRを見ているか、

ということも知っておいた方が良いかと思いますので、あわせてこちらの記事もご覧ください。

あわせて読みたい記事

最後までお読みいただきありがとうございました。

【サードプレイス #10】活動日記:テーマ「今年の抱負と目標」「一周年記念パーティー」

2020年1月25日(土) 第十回サードプレイス  テーマ「今年の目標」

 

サードプレイスって何?という方は下記の記事をご覧ください。

https://san3284.hatenablog.com/entry/2019/07/10/191912

 

また、第九回目「雑談トーーーーク」の記事はこちらをご覧ください。

https://san3284.hatenablog.com/entry/2019/12/26/220037

 

第十回目は、2人も参加してくれました!!

そして、サードプレイス一周年記念パーティーには4人も参加してくれました!!

本当にありがとうございます!!

 

しかも、この4人は何回も来てくれている人なので、本当に嬉しいです。

  

サードプレイスの今回のテーマは「今年の目標」です。

“一年の計は元旦にあり”という言葉がある通り、1月だったので今年の抱負と目標を仕事、プライベート問わず考えてもらいました。

 

ただ、世の中の新年に立てた目標の達成率はなんと8%と言われています。

 

1月に目標を立てても絶対に忘れてしまうので、今回はより具体的に書くようにしたところ、参加者の目標達成のイメージがわいたそうです。

 

例えば、私の目標の1つでもある「旅行をする」ということを設定したときに下記のように具体化します。

 

What:桜を見に行く旅行

When:3月か4月

Who:一人で

Where:京都

Why:一度、春の京都に行ってみたいから

How:青春18切符

 

これで出てきたものをスケジュール帳もしくはスマホにメモをします。

そうすれば必然的に目標を見るようになり、達成するためにはどうしたらいいのか、というのを考えるようになります。

 

仕事に置き換えても同じです。

「〇〇という資格を取得する」と考えたときも同じ思考で考えます。

 

What:〇〇(資格名)

When:〇月(受験日の設定)

Who:一人で

Where:〇〇(会場)

Why:知識を増やしたいから

How:毎日30分勉強する

 

この場合は、目標設定と同時に毎日やるルーティンが出てきたので、毎日スケジュール帳、もしくはスマホにやったかどうかを書いていきます。

 

ということをやった後に、サードプレイスを初めて1年が経つので、一周年記念パーティーをやりました。

 

パーティーと言ってもやったことはいつも通りで、仕事に対する悩みや相談をする場になりました。

本当にみんなの居場所になると嬉しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!