就活とキャリア形成日記


このサイトは「新卒/未経験者」の方が、自らの力で主体的に就職選択ができるようなヒントと考え方が中心です。

4,000人以上の就職を支援してきた就職活動ノウハウと、100社以上の採用コンサルティングをしてきたノウハウを掛け合わせた「就活攻略完全版」をお伝えします。

就職(転職)活動でなかなか上手くいっていない方や、入社した会社に違和感を抱いて転職を考えている人のお役に少しは立てるかと思っています。


【内定者が実践している】自己PR作成の簡単3ステップ

自己PRは面接の準備では必須項目です。

面接で必ず聞かれる質問の1つでしょう。

 

ただ、自己PRはただ作れば良いわけではありません。

いくら完璧に作った自己PRでも企業によっては落ちることも全然あり得ます。

 

ここでは、4,000人の自己PRを見て添削してきた経験から、

簡単かつ内定へと繋がる自己PRの作成方法をお伝えします。

自己PR作成の簡単3ステップ

就活の本やサイトには様々な作り方があります。

ここでも基本的には自分の経験から作りますが、

実は企業に合わせて作った方が通過しやすかったりします。

 

自己PRを作る3つのステップは以下の流れです。

  1. 自分の経験を整理する
  2. 企業の求める人物像を把握する
  3. 求める人物像に合う自分の経験を自己PRにする

それぞれ解説していきます。

Step1 自分の経験を整理する

自分の経験を思い出して、整理する素材集めの段階です。

オススメは小学校~大学までのやってきた事実を整理して、思い出すことから始めることです。

 

整理ができたら、やってきた事実に対して

「工夫したこと」「無意識でやっていたこと」を書き出します。

例えば、以下のようなイメージです。

■大学時代

事実:居酒屋での接客のアルバイト

工夫したこと:お客様に合わせた接客、先回りして自主的に動く

無意識でやっていたこと:笑顔、明るい挨拶

■高校時代

事実:野球部

工夫したこと:チームで切磋琢磨するためにMTGを自ら企画・実施

無意識でやっていたこと:声だし、励まし

■中学時代

事実:テニス部

工夫したこと:自主練をして自分からメニュー提案をした

無意識でやっていたこと:朝早く練習に行くこと

細かく書き出せば書き出すほど、

この後の段階で役に立ちますので、書けるだけ書きましょう。

Step2 企業の求める人物像を把握する

企業のホームページや採用ページで、企業の求める人物像を確認します。

「主体的に行動できる人」「理念に共感出来る人」

「チームワークを大切にしている人」など、企業によって様々です。

 

ここで、ただ求める人物像を把握するのではなく、

「なぜその求める人物像になったのか」を考えます。

例えば以下のイメージです。

「主体的に行動できる人」

→企業風土として自ら仕事を取りにいく雰囲気があるため

「チームワークを大切にしている人」

→必ずチームで仕事をするため、チームの輪を乱す人は仕事の邪魔になる

ほとんどは企業理念と仕事内容から求める人物像は作られるので、

仕事内容を理解し、そこで求められる力を把握すれば見えてきます。

Step3 求める人物像に合う自分の経験を自己PRにする

ここで企業の求める人物像と自分の経験を紐づけます。

例えば、上記の例で当てはめると求める人物像が

「主体的に行動できる人」であれば、中学のテニス部の経験を伝える。

「チームワークを大切にしている人」であれば、高校の野球部の経験を伝える。

よく聞く、自己PRは複数必要か?という質問の答えは必要と答えます。

上記の例のように、企業には複数求めるものがあるため、

それに合わせて複数自己PRを作っておくとよりアピールできるためです。

 

企業に合わせて自己PRを変えることで、通過率が格段に上がります。

企業の求める人物像が分からなかった時の対処法

企業の求める人物像に合わせてアピールすることが大切とお伝えしました。

だいだい採用ページに企業の求める人物像が記載してあります。

 

ただ、まれに記載のないことがあります。

その場合は希望している企業の職種で検索すると良いでしょう。

例えば、以下のイメージです。

「食品メーカー 営業職 求められること」

「商社 事務職 求められること」

「IT エンジニア 求められること」

似ている職種の求めることが見つかるため、それを参考に作るといいでしょう。

まとめ

ここでは自己PR作成の簡単3ステップをお伝えしました。

  1. 自分の経験を整理する
  2. 企業の求める人物像を把握する
  3. 求める人物像に合う自分の経験を自己PRにする

その中でも特に「3」がアピールに直結します。ただ、一番難しいのも「3」です。

 

1人で抱え込まず、周りの頼れる社会人に何度も添削をしてもらい、

自分自身が納得のいく自己PRを完成させましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。