新卒学生や経験者は、就職の支援サービスが多く、
探すのに苦労しないが、未経験者・既卒・フリーターは、
サービスの良し悪しがはっきりわかれます。
就職支援サービスやエージェントによっては、
「未経験なんて採用する企業あるわけない」
「経歴に傷があるからおそらく書類選考通らないです」
「あなたの経歴で受かる求人はこれしかないので、この中から選んでください」
と、ひどい扱いを受けることもあります。
ただ、中にはものすごく良質なサービスがあるのも事実です。
ここでは、長年、未経験者・既卒・フリーターの方を支援してきた経験をもとに、
ベストな就職活動の仕方とオススメの就職支援サービスをご紹介します。
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既卒・フリーターの就職活動は失敗しやすい!?
2022年にマイナビが行った調査によると、
既卒者の内定率は44.8%と新卒の半分になり、
未経験者、フリーターはもっと低くなります。
そんな中で勝ち取った内定だが、入社してみたら全然イメージと違う、
ということは、何としてでも避けたいことです。
新卒とは違い、中途扱いになるため注意が必要になります。
失敗をしないために、やるべきことは以下の3つです。
- 企業を選ぶ上で自分の譲れないものを明確にする
- 求人情報だけでなく、ホームページ、評判を見る
- 複数のエージェントを使う
それぞれ解説していきます。
1.企業を選ぶ上で自分の譲れないものを明確にする
ここだけがあれば絶対に続けられる、というものを自己分析で見つけておきましょう。
例えば、会社の雰囲気や通勤時間、仕事内容など人によって異なります。
見つかったら、なぜそれが絶対に必要なのか、理由を明確にしましょう。
理想の会社をイメージすると、現実離れした会社を探すことになり、
結局納得する会社が見つからないことが多く、失敗してしまいます。
全ての要望を叶えるのは難しいかもしれませんが、
大事にしていることは満たされるような選び方をしましょう。
2.求人情報だけでなく、ホームページや評判を見る
企業を見る際は、必ずホームページと評判をみましょう。
求人ページは「広告」なので、読者の興味をそそるような書き方をします。
企業によっては少し盛って書いたり、
悪い内容をぼやかして書いているケースもあるので注意が必要です。
したがって、ホームページや評判を見て、
社内の内情がわかる情報を集めることをオススメします。
ただ、評判は嘘も書かれているので、本当50%、嘘50%と思っておくといいでしょう。
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3.複数のエージェントを使う
失敗しないための一番の方法は複数のエージェントをうまく使うことです。
ほとんどの方が必ずと言っていいほど使っています。
ポイントは【複数のエージェント】を使うことです。
理由としては、エージェントによって良し悪しがはっきりわかれるためです。
私もいくつか利用したことがありますが、
本当に担当者によって就活のしやすさが全然変わってきます。
というのも、エージェントは、人材を企業に紹介して、
紹介された人材が企業に入社したらお金が発生する(入社企業がエージェントに払う)システムなので、
中には「とりあえず入社させればお金が入るからどこでもいいから入社させる」と思っている人もいます。
そのため、多くて5社ほどのエージェントを活用して、
自分のことを本当に理解してくれる、
自分のために協力してくれるエージェントを選ぶことをオススメします。
既卒・フリーターに強い就職支援サービス4選
たくさんエージェントを活用したり、見てきた私がオススメする4社をご紹介します。
ウズキャリ既卒
株式会社UZUZが運営しているサービスです。
主に10代~20代のフリーター、既卒の就職サポートサービスを無料で提供しています。
- 同じ境遇の気持ちがわかるカウンセラーが良い方
- 短期離職をしたくない方
- 既卒・フリーターの就職に詳しい方と一緒に就活を進めたい方
詳細はこちら
エージェントneo
株式会社ネオキャリアが運営しているサービスです。
経験・学歴不問でフリーター、中卒、高卒、大学中退、大学卒業後(既卒)、
海外留学から帰国後、就職浪人、公務員試験からの民間企業就職への切り替え、
短期離職、第二新卒(就業後3年以内の離職)など幅広い方が無料で利用できます。
- 1人あたり平均10時間の手厚いサポート
- 就職のその先を見据えたキャリアプランの策定も実施
- 面接対策、企業の紹介、入社後までフルサポート
- 入社後にも社外に相談できる環境を持ちたい方
- 将来のキャリアビジョンがまだわからない方
- じっくり自己分析から始めたい方
詳細はこちら
ハタラクティブ
レバレジーズ株式会社が運営しているサービスです。
若年層のフリーターや第二新卒に特化した無料の就職、転職支援サービスです。
- 未経験OKの優良求人が多数(3,000件以上、40種類以上)
- "自己発見カウンセリング"で自分にあった仕事を選ぶことができる
- 短期間で選考に通過できる(内定率80.4%と業界最高レベルで最短2週間で内定獲得も可能)
- 質の高いカウンセラーにお願いしたい方
- 未経験でも優良企業に就職したい方
- 面接対策をがっつりやりたい方
詳細はこちら
就職Shop
株式会社リクルートキャリアが運営しているサービスです。
首都圏7店・関西3店の全国10拠点に店舗がある、
20代の方向け(フリーター・就業未経験)のサービスです。
- 8,500社以上の企業から求人を直接紹介
- 経験豊富な専任のキャリアコーディネーターがあなたの正社員就職活動をサポート
- 自分に合った働き方を選べる
- 業界最大手の安心感がほしい方
- 様々な求人を選んでから決めたい方
- 模擬面接を徹底的にしてから面接に臨みたい方
詳細はこちら
辞める前提で会社を選ぶべき
既卒・フリーターが良い会社にいける可能性は新卒と比べると低くなります。
そのため、「辞める前提で」企業を選ぶことをおすすめします。
厳密にお伝えすると「転職を前提にキャリア形成をした方が良い」ということです。
転職をしろというわけではなく、
転職できるスキルや知識を身につけておくとのちのち選択の幅が広がります。
長年、未経験者・既卒・フリーターの方を支援してきた中で、
「労働条件の良い会社」に入れる可能性が、新卒や経験者に比べるとかなり低くなります。
「労働条件の良い会社」とは、年間休日120日以上、
転勤なし、残業月10時間以内、福利厚生も整っている、などです。
したがって、就職した1社目で経験を積み、スキルや知識を磨いて、
経験者として転職する際に「良い会社」に入るということが最近増えて来ているのも事実です。
労働条件が良い会社=良い会社、というのは人それぞれだと思いますが、
もし自分自身がもっと入りたい企業があったときに、
入社できるようなスキルや経験を身につけておけば、いつでも選べます。
いずれにせよ、「1人で就職活動をやらない」ということが大事になってきます。
少しでも就職活動が上手くいくことを応援しています。
まとめ
いかがでしょうか。お伝えしたことをまとめます。
その失敗をしないために、やるべきことは以下の3つです。
- 企業を選ぶ上で自分の譲れないものを明確にする
- 求人情報だけでなく、ホームページ、評判を見る
- 複数のエージェントを使う
ご紹介したサービスは以下の5つです。
既卒やフリーターだと、いい条件の会社に入ることは難しくなります。
そのため、転職前提でスキルや経験が積めるところを選んでいくと良いでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。