就職活動で、一度は気にする企業規模。
「大手企業は安定しているけど、歯車の一部になるのかな?」
「この中小企業って名前知らないけど、入社して大丈夫なの?」
「ベンチャー企業は裁量が大きいけど、会社がつぶれないか不安」
ここでは、ベンチャー企業で働くメリットとデメリットについてお伝えします。
そもそもベンチャー企業の定義とは?
中小企業基本法という法律で、以下のようにそれぞれ定められています。
※参照:https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html
実はベンチャー企業の定義は、法律で定められていません。
設立から日が経っていない会社や、
新しいサービスを開発してリリースする会社など、人によって様々です。
ただ、一般的には
「大手企業ではやっていない独自の技術やサービスを提供する新興企業」と言われています。
ベンチャー企業で働くメリット・デメリット
もちろん、それぞれに良いところもあれば悪いところもあります。
一概には言えませんが、メリット・デメリットをまとめました。
メリット
働くメリットとして以下の3つ挙げました。
- 結果が出れば評価してくれる
- チームの一体感、結束感を感じやすい
- 新しい事業に携わることができる
いい意味で組織がフラットのため、
年次に関係なく結果を出せば入社して1年で部長ということもあり得ます。
社風が明るく活発な企業が多く、チームや企業の一体感を得られます。
まだ仕事環境が整っていない企業が多いため、
仕事範囲が広く、裁量権の大きいことが特徴です。
意思決定スピードが速いため、
企画書を提案して、翌週には企画がスタートすることもしばしばあります。
デメリット
働くデメリットとして以下の3つ挙げました。
- 安定性、信用性が低い
- 労働時間が長い
- 成長し続けないといけない
規模の小さい企業や設立年数の浅い企業があるため、安定性に欠けることがあります。
まず社名を知っている人はほとんどいないでしょう。
仕事範囲が広く、責任範囲が広いため、残業時間が多い傾向です。
その分、成長スピードは圧倒的に早くなります。
市場を創っている段階の企業が多いため、
常に成長しないと最悪のケースは倒産ということもあります。
ベンチャー企業に向いている人とは?
一概に規模で向いている向いていないというのを決めるのはどうかと思いますが、
ベンチャー企業で活躍している人の特徴をお伝えします。
ベンチャー企業に向いている人
ベンチャー企業に向いていて活躍できる人は、以下の特徴を持っている人が多いです。
- 自分の市場価値を高めたい
- 0から10まで全部の仕事をやりたい
- 仕事=人生と捉えている
- 負けず嫌いでやった分だけ評価されたい
圧倒的に成長できる環境なため、市場価値は上がりやすくなります。
将来、起業したり、自分でビジネスをやってみたい方は向いているでしょう。
また、ワークライフバランスを取りたい人は向いていません。
仕事が第一優先で動ける人が活躍します。
反骨精神や負けず嫌いな性格は、
ベンチャー企業で活かせれば圧倒的な武器になります。
自分に合うかどうかの判断をしましょう
メリットデメリットや向いている向いていない人を挙げましたが、
結局は自分の軸に合うかどうかで選ぶことをオススメします。
周りの人から「ベンチャー企業は安定していないからやめておけ」
と言われて決断するのはやめましょう。
自分に合った企業に行くのが一番良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。