リモートワークや在宅勤務など、一気に働き方改革が進み、
「家でも仕事ができる」ということで注目されているのがエンジニア。
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エンジニアという仕事がものすごく注目されてる理由ということで3つ挙げました。
1.2030年にはエンジニアの数が最低でも約41万人足りないと算出されている
2.他業種に比べて平均年収が高い
3.スキルさえ身につければ、時間と場所にとらわれずに稼げる
エンジニアの働き方として、会社員として勤めるパターンと
フリーランスとして企業に属さないパターンの2種類あります。
実際に、転職した方が稼げるのか、
フリーランスでやって方が稼げるのか、データをもとに検証していきます。
年収を比較
結論からお伝えすると、仕事内容によってばらつきがあるということです。
ただ、フリーランスの方が年収は高い傾向があります。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
会社員の平均年収
IT業界全体の平均年収が「446万円」です。
年代別に見ると、20代が368万円、30代が492万円、
40代が594万円、50代~が735万円となっています。
※参考:https://doda.jp/guide/heikin/gyousyu/
ただ、IT業界の中でも職種によって年収が変わってきます。
平均年収が高いトップ3は以下の仕事です。
①プロジェクトマネージャー 平均年収:659万円
②ITコンサルタント 平均年収:604万円
③IT戦略・システム企画 平均年収:585万円
※参考
https://doda.jp/guide/heikin/search/
フリーランスの平均年収
フリーランスの平均年収は正直、いろいろな記事によって様々です。
それは「仕事内容」や「言語の種類」によって単価が異なるため、
一概には平均を出しづらくなっています。
ただ、傾向として上流工程に行けば単価が高くなります。
ITコンサルタント 平均月90万円(年収1080万円)
プロジェクトマネージャー 平均月75万円(年収900万円)
システムエンジニア 平均月75万円(年収900万円)
平均年収だけ比べると、会社員よりも圧倒的に高くなります。
メリット・デメリット
会社員とフリーランスの年収を比較しましたが、
圧倒的にフリーランスの方が高いというのはわかりました。
ただ、会社員にもメリットはあり、フリーランスにもデメリットもあります。
簡単にそれぞれどのようなメリットとデメリットがあるのか、まとめてみました。
メリット | デメリット | |
会社員 | ・収入が安定し、社会保障がある ・会社の補助でスキルアップできる ・会社の中で横の繋がりができる |
・年収のアッパーが決まっている ・やりたい案件が選べないことがある ・会社の案件で技術が絞られる |
フリーランス | ・収入が上がる可能性がある ・自分で仕事を選べる ・好きな時に好きなだけできる |
・収入が安定しない ・求められるスキルが高度で専門的 ・社会的保障や信用が乏しい |
会社員は自由を捨てる代わりに安定を手にして、
フリーランスは自由を手に入れる代わりに安定を捨てる、という印象です。
自分にあった年収の上げ方
ここまでお伝えしてきて、会社員が良いのか、フリーランスが良いのか、
というのではなく、どちらの働き方や稼ぎ方が自分に合っているかが大事になってきます。
その上で、年収を上げるパターンは下記の3つです。
- 今の会社にそのままいて出世する
- 年収の高い企業へ転職する
- フリーランスとして独立する
それぞれ解説していきます。
1.今の会社にそのままいて出世する
安定を取りながら確実に年収を伸ばしていくのが、
今の会社でスキルや資格を身につけて上に行くパターンです。
会社として守られているため、収入が一切なくなるということはありません。
今いる環境が居心地良ければ、変える必要はないでしょう。
2.年収の高い企業へ転職する
ある程度経験を積んだり、スキルや資格の取得ができた状態で、
フリーランスとまではいかないが、安定した中で年収を上げたいということであれば、
年収の高い企業への転職を考えても良いかもしれません。
エンジニアの需要に対して、供給が追い付いていない状態であれば、
年収アップをする可能性は高くなります。
転職の仕方は、人脈を使ったり就職ナビを使ったり様々な方法がありますが、
IT業界に特化したエージェントを活用することをオススメします。
年収交渉を代わりにやってくれるため、年収が上がりやすくなります。
3.フリーランスとして独立する
経験も積んで、スキル+αを持っている方は、
フリーランスとして独立した方が年収も上がり、働き方も自由になります。
+αのスキルとは、コミュニケーションスキルや自己管理能力です。
フリーランスになると、良くも悪くも守ってくれる人がいないため、
自分自身で自律してやっていく必要があります。
自分の中でスケジューリングでき、顧客とコミュニケーションを取って、
納期を守って製品を納める、というのを自分1人でやるため大変な分、
見返りが多いということです。
ただ、一番の問題は案件を自分で見つけないといけないことです。
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まとめ
年収の比較や上げ方をお伝えしましたが、ここまでお伝えしたことをまとめます。
- 今の会社にそのままいて出世する
- 年収の高い企業へ転職する
- フリーランスとして独立する
いかがでしたか?
私個人のオススメとしては、
現職でスキルを磨きながら同時並行でフリーランス経験を積んでいくというやり方です。
そこで、フリーランスとして安定的に収入が入って来るようになれば、
フリーランスに移行する流れがいいと思っています。
なので、在職中にフリーランスの登録して、
週1日でも2日でも初めて見ることをオススメします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。