就職活動で、一度は気にする企業規模。
「大手企業は安定しているけど、歯車の一部になるのかな?」
「この中小企業って名前知らないけど、入社して大丈夫なの?」
「ベンチャー企業は裁量が大きいけど、会社がつぶれないか不安」
ここでは、大手企業で働くメリットとデメリットについてお伝えします。
そもそも大手企業の定義とは?
中小企業基本法という法律で、以下のようにそれぞれ定められています。
※参照:https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html
資本金をあえて増やさない企業もあります。
これは、中小企業税制という制度があり、中小企業税制資本金額が1億円以下の場合、
中小法人とみなされ、税制上の様々な特典あるためです。
知っている企業でも分類は中小企業になることがあります。
ちなみに、ベンチャー企業の定義はありません。
設立から日が経っていない会社や、
新しいサービスを開発してリリースする会社など、人によって様々です。
大手企業で働くメリット・デメリット
もちろん、それぞれに良いところもあれば悪いところもあります。
一概には言えませんが、メリット・デメリットをまとめました。
メリット
働くメリットとして以下の3つ挙げました。
- 安定感と社会的信用がある
- 福利厚生と研修制度が充実
- 大きな仕事ができる可能性がある
何と言っても社会的信用があり、福利厚生が充実していることです。
知っている企業が多いため、友人や親せきに話す際も話しやすいでしょう。
教育研修がしっかりしている企業が多いため、
ゆっくり成長していきたい方には合っているでしょう。
福利厚生面でも給料が比較的に高く、手当や保障も充実しています。
ビジネスの規模が大きいため、
世の中にインパクトを与えるような仕事が多くなります。
デメリット
働くデメリットとして以下の3つ挙げました。
- 上司、勤務地は選べない
- 管理職までの時間が長い
- 意思決定のスピードが遅い
規模が大きいからこそ、転勤があったり、大手企業特有の中間管理職がいたりします。
1人1人の意見を尊重していたら組織が回らなくなるため、
どうしても組織の都合を優先しがちになります。
採用人数が多いため、昇格昇進のペースは、他の中小企業と比較すると遅い傾向です。
いくら若手が良い提案書を持ってきても通りにくいでしょう。
書類に何個も判子を押さないといけないという文化が、残っている企業もあります。
大手企業に向いている人とは?
一概に規模で向いている向いていないというのを決めるのはどうかと思いますが、
大手企業で活躍している人の特徴をお伝えします。
大手企業に向いている人
大手企業に向いていて活躍できる人は、以下の特徴を持っている人が多いです。
- 社会課題に対してビジネスで解決していきたい
- 規模の大きい仕事をしたい
- 規律のある団体行動ができる
- ルールやマニュアルに沿って仕事ができる
仕事の規模が大きいため、社会的インパクトが大きくなります。
そのため、世の中をこうしたい、
こんな社会を創りたいという方は向いているでしょう。
また、組織で動くため、ルールから逸脱したり、
自己流が強すぎる人は逆に窮屈に感じるかもしれません。
自分に合うかどうかの判断をしましょう
メリットデメリットや向いている向いていない人を挙げましたが、
結局は自分の軸に合うかどうかで選ぶことをオススメします。
周りの人が大手企業が良いと言っているから大手企業と決断するのはやめましょう。
自分に合った企業に行くのが一番良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。