就活とキャリア形成日記


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4,000人以上の就職を支援してきた就職活動ノウハウと、100社以上の採用コンサルティングをしてきたノウハウを掛け合わせた「就活攻略完全版」をお伝えします。

就職(転職)活動でなかなか上手くいっていない方や、入社した会社に違和感を抱いて転職を考えている人のお役に少しは立てるかと思っています。


Web面接において重要な要素と準備のポイント

2020年のコロナウィルス流行によって、

就職活動は大きな変化を迎え、Web化が一気に進みました。

※参考

【21卒】大手就職ナビの掲載数推移からみるコロナの影響(学生と企業の声)

https://san3284.hatenablog.com/entry/2020/04/02/211445

 

今後の就職活動で一般的になってくるのは【Web化】になります。

もうすでに、Web説明会、Webセミナー、Web面接など、

家にいても説明会を聞けて面接を受けられるように整備されてきました。

 

私も自社の面接をする際は、Web面接で行うことがほとんどです。

今まで対面でやってきた面接をいきなりWebに変えると、

どんな影響があるのか気になっていましたが、面白いように学生の個性が出ます。

 

対面では見えてこなかったところも見れて、合否の判断材料が増えました。

知っているのと知らないのだと、

学生が無意識のうちに評価されて落ちることも多々あります。

 

そこで、実際にWeb面接をしている企業側として、どういったところを見ているのか、

また、学生はどこを気を付けたら良いのか、というのをお伝えします。

Web面接で注意すべき3つのポイント

Web面接で注意すべきポイントは以下の3つです。

  1. 面接環境は最適な場所を準備しておく
  2. リアクションは大きくする
  3. Web面接を実施することを周知する

それぞれ解説していきます。

1.面接環境は一度リハーサルをしておく

Web面接となると、いろいろな準備が必要になります。

オススメの面接環境は下記の通りです。

 

場所

・自宅の中で静かで明るいところ

・背景は白一色がオススメ

理由はシンプルで、面接に集中できるためです。

 

服装

上下スーツを着て、髪の毛もセットする

下は見られないだろうと思う方もいるかもしれません。

ただ、ふいに席を立った時に見られる可能性があるため注意が必要です。

 

通信状況

Wi-Fiは繋いでおき、5分前にはデバイスの前で準備をしておく

 

機器

スマホではなく、カメラ付きのパソコンを用意する

もしパソコンがない場合は、誰かからパソコンを借りるかネットカフェに行きましょう。

 

ここまで準備しておくと、

企業側も「しっかり準備ができる学生」という印象を持ちます。

 2.リアクションは大きくする

対面の面接では、細かい表情の変化や動作がわかったものの、

Webになると上半身しか映らないため、反応がわかりにくくなります。

 

自分が話している分には全然問題ないのですが、

質問をして聞く側になったときに注意が必要です。

 

こちらが話をしているのに、相槌やうなずきをしない、しても小さくする、

というのでは、「この人あまり反応しない人なのか」という印象を持たれます。

 

例えば、対面ではうなずくだけだったものを、声に出して相槌をしてみましょう。

「そうなんですね」「なるほど」「へぇー」「はい」などを伝えると、

面接官は自分の話を聞いてくれている、というのを感じるので、

コミュニケーションが取りやすくなり、好印象になります。

3.Web面接を実施することを周知する

意外と注意が必要なのが、

Web面接をやるときに邪魔が入らないようにするということです。

 

実家にいてWeb面接を実施する際は、一緒に住んでいる人に時間と場所を伝えましょう

過去にあったのが、Web面接の途中で、お母さんの呼びかけが入ってきたり、

はたまた乱入してきたりすることがありました。

さすがに苦笑いでしたが、途中で中断せざるを得ませんでした。

 

また、1人暮らしをしている学生も同様です。

一緒に住んでいる人というよりは、宅配便やスマホの通知音です。

 

対面で面接を実施するときに、スマホの音がなる、ということはあり得ないことです。

面接という場をしっかりと理解して準備しておきましょう。

Web面接と対面面接の違い

Web面接と対面面接だと、求められるものが変わってきます。

オンライン上(画面上)と対面だと企業の見え方が違うからです。

 

Web面接は、伝える内容(論理)が求められます。

対面面接は、どう伝えるか(感情)が求められます。

 

どうしてもオンライン上だと感情面や雰囲気がわかりにくいので、内容が大事になります。

 

Web面接は通過するけど対面は落ちる、

逆に対面は通過するけどWeb面接は落ちるというのは上記のためです。

事前準備を万全にしよう

Web面接は特に周りの環境や通信など、準備するものが多くなります。

面接もプレゼン力が求められるので、伝え方の工夫も必要です。

 

Web面接で注意すべきポイントを再度記載しておきます。

  1. 面接環境は最適な場所を準備しておく
  2. リアクションは大きくする
  3. Web面接を実施することを周知する

 

Web面接と対面面接それぞれの準備をして、万全にして臨みましょう。

少しでもお役に立てれば嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。