就活とキャリア形成日記


このサイトは「新卒/未経験者」の方が、自らの力で主体的に就職選択ができるようなヒントと考え方が中心です。

4,000人以上の就職を支援してきた就職活動ノウハウと、100社以上の採用コンサルティングをしてきたノウハウを掛け合わせた「就活攻略完全版」をお伝えします。

就職(転職)活動でなかなか上手くいっていない方や、入社した会社に違和感を抱いて転職を考えている人のお役に少しは立てるかと思っています。


採用競争激化!就活生必見のナビサイト活用法

3月1日に一斉に解禁するリクナビマイナビ

掲載企業数が3万社を超え、いよいよ分からなくなってきました。

 

私が就職活動をしていたとき(2015年)は、せいぜい1万社でした。

数だけでも企業を探す難易度は、約3倍になっています。

 

ここでは、就職活動をする上で絶対に必要になってくるナビサイトをどう活用したら良いのかをお伝えします。

就職ナビサイトは『広告』

そもそも、就職ナビのはじまりは、

リクナビが1996年にオープンしたことがきっかけで広まっていきました。

 

昔は、各企業はオープンに募集をしていたのではなく、大学ごとに募集をかけており、

この大学の学生はこの企業にしか応募できないということがほとんどでした。

求人雑誌を買って、その中に入っているハガキで応募する時代です。

 

その後、インターネットの普及によりリクナビがオープンしたことにより、

学歴関係なく誰でも企業の応募できるようになりました。

これは新卒就活において、大きな革命です。

 

ただ、忘れてはいけないことは【求人広告】であることです。

 

広告なので、良いことを書いたり、誇張して書いたりします。

また、お金をかければ上位に表示することも可能です。

 

そのため、広告に惑わされないようにする必要があります。

リクナビマイナビの対象学生

リクナビマイナビは情報が多いため、

《自分で情報を取捨選択できる人たち向け》のサイトになります 。

 

数万社の中から、自分の必要な情報を取りに行き、取捨選択して応募します。

上記の通り、企業側はお金をかければ上位表示できるため、

必然的に業界や職種で検索したら大手企業が上に表示される仕組みです。

 

なぜなら、広告であるため、

「このサイトには良い企業が掲載されている」と思ってもらうためです。

 

実際に掲載費用は無料の企業もあったりします。

結果として、誰でも応募できるようになったがゆえに落ちる人が増えていき、

”就活うつ”みたいな言葉も出てきました。

 

うまく活用できれば効率よくできますが、

情報を自分の目で取捨選択できない方は、情報の波に溺れてしまいます。

リクナビマイナビの3つの特徴

リクナビマイナビの大きな特徴は大きく分けると3つです。

  1. 圧倒的な企業数
  2. 就職活動における圧倒的な情報量
  3. スケジュール管理をナビ上でできる

それぞれ解説していきます。

1.圧倒的な企業数

リクナビマイナビのようなナビサイトは、

一度にたくさんの企業を見ることができます。1万社は余裕で掲載しています。

 

また、業界や職種、労働条件等で条件検索ができるため、

自分の望んでいるものをチェックして検索すれば、

ある程度希望通りの企業が表示されます。

 

ただ、1つネックなのは、

条件を絞ってもなるべく多く表示されるような仕掛けがナビサイト上でされていることです。

 

例えば、土日休みで絞っても土日休みじゃない企業も表示されてしまいます。

学生側からしたら「なんで?」と思うかもしれませんが、

企業側は広告なのでなるべく多く表示したい意図があるのかと思います。

2.就職活動における圧倒的な情報量

企業検索だけではなく、業界研究やSPI対策、面接練習など、

就職活動において知らないといけない情報はナビサイトにアクセスすれば一発でわかります。

 

理系専用、女子学生向けの記事、

そもそもの面接準備をどのようにやったらいいかなど、

就活の基礎の基礎が書かれている記事がたくさんあります。

 

オススメはなんといっても、業界・職種研究の情報です。

かなり正確に書かれていて、社会人になってからでも見て勉強になります。

3.スケジュール管理をナビ上でできる

就職活動で一番大変なのが、スケジュール管理。

企業説明会と面接がダブルブッキングした、、、

なんてことはなんとしてでも避けたいところです。

 

ナビサイトでは、いつ何の企業の説明会に予約をしたかが表示され、

管理できるようになっています。

 

ここまでをまとめると、圧倒的に「情報」が多いわけです。

就職活動は情報戦だ!とよく言われますが、

正直、この2つのに登録してスケジュール管理しておけば何の問題もありません。

 

ただ、1つだけ裏のメッセージがあり、

それは「自分で全部やってください!」ということです。

 

つまり、食べることが好きだから食品業界、

化粧品毎日使ってるから化粧品業界という安易な考えのもと受けて、

落ち続ける人が続出し、自信を失っても何も手を差し伸べてくれません。

 

自分で就活を進めたい人向けのサービスなります。

ナビサイトの効果的な使い方

では、就職サイトの最適な活用方法は何か。

それは、下記の3種類のサイトを使い分けることです。 

  1. リクナビマイナビのどちらか1つ
  2. 自分の志望業界に特化したサイト
  3. オファー型や有益情報サイト

それぞれ解説していきます。

1.リクナビマイナビのどちら1つ

志望業界が決まっていないという人は必ずどちらかは登録しておくと便利です。

どちらも機能的にはほとんど変わりませんので、

同じものを2つ活用しても時間の無駄です。

 

自分が使いやすい方を選ぶことをオススメします。

とりあえず説明会に数多く行って就活慣れしたいとき、

業界研究や就活全般についての情報を収集したいときは活用しましょう。

2.自分の志望業界に特化したサイト

広告業界なら新卒アドベンチャー、コンサル・ベンチャーならGoodfind、

外資系なら外資就職ドットコムなど、目指す業界に特化したサイトを活用しましょう。

 

ただ、現段階でこの業界が良い!というのが決まっていなければ、登録する必要はありません。 

メールの量が多くなって大事なメールを見落とす可能性が出るので、

希望業界が決まったら登録しましょう。

3.オファー型サービス

就職ナビサイトとは別に、オファー型サービスは登録すると良いでしょう。

登録すべきオファー型のサービスをまとめました。

情報を登録しておくだけで、企業からスカウトがもらえるサービスです。

必ず1つは登録しておきましょう。

 

自分のことを客観的に見て、向いている業界や仕事を教えてくれるかもしれません。 

この3種類のサイトを自分の希望業界や職種に合わせて登録しておけば安心です。

 

自分からエントリーする攻めの就活と、

入力したプロフィールを見た企業からスカウトメールをもらう

守りの就活を同時並行していくことで、内定が近くなります。

 

自分に合ってナビサイトの使い方を見出していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。