就活とキャリア形成日記


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就職(転職)活動でなかなか上手くいっていない方や、入社した会社に違和感を抱いて転職を考えている人のお役に少しは立てるかと思っています。


口コミサイトの信憑性と見極め方

「選考中の企業をネットで検索すると、とんでもない悪評が書いてあったから行くか迷う」

こんな場面に直面した経験がある方は、いるのではないでしょうか。

 

企業側の採用コンサルタントをやるようになってから、

その情報の信憑性を確かめる機会が多くありました。

その経験から、口コミサイトの信憑性や見極め方をお伝えします。

企業の評判・口コミサイトとは

就職活動の際に、必ずと言っていいほど見る情報は評判や口コミです。

代表的なものだと以下のサイトがあります。

基本的にはその企業で働いている、もしくは退職した人が書いているため、

説明会や求人情報では得られない”働き方のリアル”を知ることができます。

【結論】評判・口コミは参考程度にしましょう

書かれていることすべてが本当かどうかというと、そうではありません。

一般的には、ネガティブな感情を持つ人が口コミを書く傾向にあります。

 

そのため、本人の主観的要素が多くあり、

評判サイトに書かれていることは、本人の受け取り方次第な部分があるのも事実です。

 

実際に同じ会社でも、ある人は「風通しが良い社風」と書いているが、

ある人は「上から押し付けられる」と書いていることもあります。

これは本人の感じ方や部署、チーム単位によっても変わってきます。

 

また、一番衝撃的だったのが、評判を書くアルバイトがあるということです。

おそらく風評被害を防ぐために、悪い評判が多ければ良い評判を書く、

逆に良い評判ばかりだと怪しまれるので、

少し悪い評判を書く、ということをやっているかと思います。

 

もはや、情報を新しく作り出すこともやっているので、どれが本当かわからなくなっています。

事実を確認しよう

評判に書かれている情報の整合性を取るためには、事実を見つけることが大切です。

例えば、ある会社の評判の中で「年収低いですよ」と書かれていたとします。

「年収が低い」というのは、人の価値感によって変わるため、

300万円で低いという人もいれば、500万円でも低いという人もいます。

抽象的なことよりも、

「年収300万円ですよ」が書いてある方がイメージがつきやすいかと思います。

 

低いと感じているのは“書き手”であって自分ではありません。

年収300万円という事実を見れば、低いか高いかは自分の見方・感じ方次第です。

 

しっかりと【事実】と【解釈】を切り離して判断すると、迷わなくなります。

まとめ

評判をすべて鵜呑みにすると、必ず入社した後にGAPが起きます。

評判に書いてある情報は、参考までにとどめておき、

逆質問や会社見学で確認すると良いでしょう。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。