新卒の学生が必ずしも学生時代に一番行きたい企業に行けるとは限りません。
仕方なく内定をいただいた別の会社に入社をするという方もいると思います。
ただ、本当に入社したい会社があり、その企業の選考で落ちてしまった。
どうしても入社したいから再度受けるのはありなのか?
実際にキャリアコンサルタントをやっている私からそんな疑問にお答えします。
また、入社したい会社に落ちたとしても、別ルートで入社する方法をお伝えします。
新卒では基本的に再チャレンジはNG
新卒の就活時代に一度お見送りになった企業は、もう一度受けることできません。
ほとんどの企業が応募者の管理をしているため、
過去に応募している履歴や結果もすべて情報管理しています。
ただ、インターンシップの選考と本選考は異なるため、
インターンシップの選考で落ちたからといって、本選考は受けられないということはありません。
新卒で第一志望の企業に行けなかった方への新しい提案
どうしてもその企業に入社したいという方もいるでしょう。
その方にキャリアコンサルタントとして提案したいのが、「セカンドキャリアの形成」です。
ここでいうセカンドキャリアとは、行きたい企業に行くために、
1社目で入社した企業でどんなことを学んで、経験するかというのを考えて、
キャリア形成するということです。
遠回りに見えるかもしれませんが、
ストレートで行くよりも実は行きたい企業に行った後に役立つことが多くあります。
前職の経験が活きて、人間の幅が広がったり、
実は無関係だと思っていたことが仕事で繋がったりします。
転職が成功する法則
1社目を別の会社を選ぶため、必然的に転職しないと元々の第一志望の企業には行けません。
そこでお伝えしたいのが転職成功の法則です。
行きたい企業に行く=「入社後の量」×「入社後の質」(+「学生までの経験」)
社会人になると、学生までの経験はそれほど関係ありません。
入社後、どれだけ頑張るかが大事になります。
スタートラインはほぼほぼ全員同じです。
今まで頑張っていなくても、社会人生活での頑張り次第で何とでもなるということです。
具体的な手順
中途で転職をして第一志望の企業に内定をもらうための手順は、新卒の時と同じです。
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以下の3つの流れになります。
自分の現在地を知る
相手(企業)のレベルを知る
GAPを埋めるための努力をする
ただ、1つだけ注意することがあります。
それは、中途採用で評価するポイントが新卒採用と全然違うということです。
中途採用では「知識」「経験」「スキル」を見るということです。
GAPを埋める努力を、目に見える「結果」で示さないといけないということです。
現在働いている会社でどんな結果を出すか、
もしくは休みの日に勉強をしてどんな資格を取るかで、次に行ける会社が決まります。
もし、転職を考えているのであれば、下記の質問の回答で整理すると良いかもしれません。
Q:自分の持っている目に見える結果(知識、経験、スキル)は何ですか?
Q:あなたの行きたい企業はどんな結果(知識、経験、スキル)を求めていますか?
Q:GAPがある場合、いつ、何の、どのような結果を出して埋めますか?
最後までお読みいただきありがとうございました。