就活とキャリア形成日記


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就職(転職)活動でなかなか上手くいっていない方や、入社した会社に違和感を抱いて転職を考えている人のお役に少しは立てるかと思っています。


話すのが苦手な人のためのグループディスカッション攻略法

説明会とセットになっていたり、

一次選考でよく行われているグループディスカッション。

 

仕切った方が通過しやすい、発表した方が通過しやすいなど、

いろいろな噂が飛び交う中、どうすれば受かるのかがわからくなってきます。

 

話しのうまい人が通過するのは、なんとなくイメージできると思います。

しかし、話すのが苦手な人でも通過している人はいます。

 

ここでは「話すのが苦手な人がどうやったら通過するか」をお伝えいたします。

通過する3つの極意

グループディスカッションを通過するための極意は以下の3つです。

  1. 自分の得意な役割を全うする
  2. 意見が出たら反応する
  3. メリハリをはっきりする

それぞれ解説していきます。

極意1「自分の得意な役割を全うする」

まず、第一にやることは自分の得意な役割を見つけることです。

 

グループディスカッションでのよくある役割としては下記の4つです。

  1. ファシリテーター
  2. 書記
  3. タイムキーパー
  4. その他(意見出しなど)

話すのが苦手な方は、率先して書記を請け負いましょう。

書記の特権は「話さなくても議論に参加できる」

「わからないことがあったら議論をとめて確認できる」ことです。

 

つまり、自ら意見を伝える発言ではなく、確認のための発言になります。

 

でも、企業側から見たら発言している人、議論に参加している人という印象になります。

極意2「意見が出たら反応する」

書記になったとはいえ、全く発言しないのはさすがにNGです。

 

そこで、意見を言わなくても言っている風に出せる技があります。

「うなずき」「あいづち」などの「共感」することが一番の発言になります。

 

誰かが意見を言った時に、

「その意見いいですね!」や「賛成です!」など全部肯定をする。

 

そうすることで、書記の役割(意見を書きまとめる)を全うしながら、

意見を持っているかのように見えます。

極意3「メリハリをはっきりする」

意見がたくさん出て、そのすべてに反応していたらおかしな人です。

「その意見いいね!」「それも賛成!」となると、結局どっちなんだよ!と思われます。

 

その時に意識することは、

「書くときは書く、反応するときは反応する」というように分けることです。

常にフルパワーで反応すると大変です。

 

したがって、疲れたら書くことに集中してひたすらメモを取る。

ちょっと余裕が出てきたら反応する。

 

特に共感できる意見が出たら、そこを逃さずに発言する。

これをベースにできれば通過する可能性が高まります。

ベーシックな流れを覚えておく

グループディスカッションには、王道と呼ばれる以下の流れがあります。

  1. 役割を決める
  2. 時間配分を決める
  3. 言葉の定義を決める
  4. 言葉の深堀・具体化をする
  5. 意見をたくさん出す
  6. 意見をまとめて整理する
  7. 1つの結論に導く

ぜひ今の議論はどのフェーズにいて、

どう進めればいいのかというのを頭に入れながら参加してみてください。

無理は絶対にしない

グループディスカッションにおいて、一番やってはいけないことは、

自分の苦手なことにチャレンジすることです。

 

グループディスカッションは自分を成長させる場所ではありません。

会議をして1つの結論を導く場です。

 

そんな中で苦手なファシリテーションをやったら、

他のグループのメンバーにも迷惑が掛かってしまいます。

まとめ

人と話すのが苦手な人でも

グループディスカッションを通過するための極意をお伝えしてきました。

通過するための極意は以下の3つです。

  1. 自分の得意な役割を全うする
  2. 意見が出たら反応する
  3. メリハリをはっきりする

 

また、グループディスカッションの王道を頭に入れておくと良いでしょう。

  1. 役割を決める
  2. 時間配分を決める
  3. 言葉の定義を決める
  4. 言葉の深堀・具体化をする
  5. 意見をたくさん出す
  6. 意見をまとめて整理する
  7. 1つの結論に導く

 

いろいろお伝えしましたが、

前提として「議論に参加する姿勢がある」というのが大事です。

 

グループディスカッションは企業でのMTGや会議を想定しています。

参加しない人は会議にはいりませんので、落ちてしまいます。

 

ぜひ実践してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。