面接をする中で、本音で伝えるべきか、建前で伝えるべきか、
一度は迷ったことがある方は多いのではないでしょうか。
「私は絶対に嘘をつきたくないので、本音で面接します!」
「社会人になる上で建前は必要。内定取りたいから、
第一志望じゃなくても第一志望です!って言います。」
素直に答えるやり方や、ずる賢く建前で答えるやり方とか様々あります。
自社の面接官や、外部人事で面接をした経験と、私が就職活動の時、
実際に本音と建前いろいろ試してきた経験を合わせて、ぶっちゃけのところどうなのか書こうと思います。
志望度は本音と建前をどちらも伝える
結論を先に伝えると、本音と建前の両方をうまく伝えてください。
本音で言い過ぎても、企業には印象が悪く映ります。
建前すぎても本音がわからないということで落ちます。
そのため、本音で伝えるところは本音で、
建前が必要なところは建前で伝えることが良いでしょう。
ただ、本音をそのまま伝えても悪い印象として残る可能性もあります。
本音にも伝え方がある
大事なのは本音の「伝え方」です。
本音も言いつつ、建前も伝える必要があります。
私が就活中に良くやっていた本音も言いつつ、建前も伝える方法をお伝えします。
※志望度は高いが高いけど、第一志望群的な企業の面接を想定しています
面接官「今、就職活動どんな感じですか?」
私「業界はこういうところ受けてて、成長できそうなところを受けてます。」
面接官「他はどんな会社受けてるんですか?」
私「会社名ですか?〇〇株式会社と〇〇株式会社とあと数社です。」
面接官「なるほどね。うちの志望度はどれくらいですか?」
私「内定もらえたら入社したい会社です。」
面接官「そしたら内定だったら他の会社も辞退すると言うことですか?」
私「今のところはそう思ってます。」
「内定もらえたら入社したい会社です。」(裏:意思決定ではなく気持ち)
「今のところはそう思ってます。」(裏:現状だから変わるかも)
現在の意思と気持ちを伝えます。
第一志望とは言わず、他の企業と比較はせず、
自分と御社が合っているかどうかを伝えます。
考え方としては、「現状で内定もらったら入社しても良い会社か?」 ⇒ YES
ただ、現状なので変わることもあります、みたいなイメージです。
現状、入社したいという気持ちに嘘がなければ本音になりますし、
かといって御社に入社するという決断もしていない。
絶妙な感じで伝えることをオススメします。
注意すべきたった1つのこと
ただ、最後に1つだけ気をつけないといけないことがあります。
テクニック的なものを伝えましたが、
一番大切にしてほしいことは相手に敬意を払うことです。
「御社は内定もらえたら入社したい会社なのですが、
他にも少し気になる会社があるので、そこだけは受けさせてください。」と伝えて、
「一応期限は設けますが、納得するまで続けてください。それまで待ちますよ。」
という会社は良い会社が多いです。
ただ、長くても期限を延ばせて1ヵ月ほどでしょう。
一番やってはいけないことは、内定を承諾をしたのにも関わらず、
企業に内緒で選考を続け、辞退の連絡をせずにそのまま放置することです。
企業側の立場に立って考えて行動するようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。