就活とキャリア形成日記


このサイトは「新卒/未経験者」の方が、自らの力で主体的に就職選択ができるようなヒントと考え方が中心です。

4,000人以上の就職を支援してきた就職活動ノウハウと、100社以上の採用コンサルティングをしてきたノウハウを掛け合わせた「就活攻略完全版」をお伝えします。

就職(転職)活動でなかなか上手くいっていない方や、入社した会社に違和感を抱いて転職を考えている人のお役に少しは立てるかと思っています。


【失敗しない】会社を辞める前に考えるべき3つのこと

社会人1年目~5年目の友達、後輩と話す機会が多いのですが、

みんな退職、転職を考えているそうです。

 

「この先のキャリアが見えない。この仕事をあと40年続けるのはきつい」

「みんな愚痴ばかり言って仕事をしない。会社に居づらい」

「思っていたのと違って、やりたいことができない」

 

などなど、理由は様々でした。

ただ、全員に共通していることは、

 

「今、退職しても働き口がない。転職してもうまくいくかわからない」

 

このままだとだめなのか、辞めた方が良いのか、転職をした方が良いのか、

などなど、いろんな葛藤が沸き上がってきて、疲れて結局考えるのを辞める。

 

多くの退職者・転職者を見てきましたが、

転職・退職して上手くいっている人、上手くいっていない人の二極化が激しいです。

 

それぞれ話していく中で、上手くいく、いかないは、

辞める前から決まっているということに気づきました。

 

上手くいっている人は、退職・転職前にどんなことを考えていたのか、というのをお伝えします。

退職前に考えるべき3つのこと

退職前に考えるべきことは以下の3つです。

  1. 何が理由で辞めるのか
  2. 1の理由は自分のせいか?他人のせいか?
  3. 次は何がしたいのか

それぞれ解説していきます。

1.何が理由で辞めるのか

今の職場で悩むことがいろいろあって、転職・退職を選ぶと思います。

その理由は、どんな理由なのかが明確で原因もわかっている人が、

次の職場で上手くいっている人が多いです。

 

残業が多い、やりたいことと違う、給料が低い、

業界が衰退している、人間関係がうまくいかないなどなどあると思います。

 

例えば、残業が多いということに対して、月何時間なのか、

それは一過性なことではないのか、残業が多い原因は何か、

解消できるものなのか、ということを考えているかどうかです。

 

もっと深堀をすると、残業が多いことの何が嫌なのかを言語化しましょう。

2.1の理由は自分のせいか?他人のせいか?

その理由が、環境のせいでどうにもできないことなのか、

自分の責任なのか、また、その理由に対して、

自分はどう思っているのかが大事になってきます。

 

「周りの環境が悪いんだ!」と他の人のせいにする人は上手くいきません。

「自分にももっとできることはあった」と自分の責任にできる人が上手くいきます。

 

ただ、間違えてはいけないのが『すべて自分の責任』と追い込みすぎることです。

これは一番やってはいけないことです。

どんどん精神的にきつくなっていって、辛くなっていきます。

 

残業が多いのは、あの上司が終わらない仕事を依頼してくるからいけないんだ!

と考えるより、どうやったら仕事を終えられるか、

その仕事量は果たして適切なのか、と考えた方が良いということです。

3.次は何がしたいのか

「なんとなく嫌だから退職・転職する」という理由だと同じことを繰り返します

やりたいことにフォーカスするのでもいいですし、

キャリアアップ、給料アップを望むことでもいいです。

 

第二新卒では深く突っ込まれませんが、

転職となると必ずと言っていいほど聞かれます。

 

「何がやりたいのか」⇒「そのために何が必要なのか」⇒「必要なものを身につけられるからこの会社」という流れです。

これをしっかり考えられている人は上手くいきます。

 

上記で3つ挙げましたが、一番大事なことは『目的を持つこと』です。

何のために会社を辞めるのか、転職するのか、

何のためにこの会社に入るのかしっかり考えておきましょう。

退職以外の道を探す

退職・転職をするとなると、かなりの時間と労力を費やします。

仕事をしながら改めて自己分析をしたり、

転職サイトに登録して面接を受けたり、かなり心身ともに疲れます。

 

そこで1つ別の案として、

退職ではなく部署異動、配置転換はないか?という選択肢を持つことです。

 

離職することは悪いわけではありませんが、

今の会社で働き続けられるのであれば、それにこしたことはないかと思います。

 

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ぜひ参考にしてみてください。

お読みいただきありがとうございました。