IT業界ほど構造が複雑でわかりにくい業界はないと思います。
しっかり理解していないと、企業の求めていることと違うことを伝えて
落ちることが多発する業界の1つとして数えられます。
ここでは実際にIT業界に内定をもらった方は、どんな自己PRを伝えていたのか、
どんなガクチカを伝えていたのかを具体例を交えてお伝えします。
IT業界で求められる素質
IT業界といっても幅広いですが、一般的に求められる素質は以下の3つです。
- 学習意欲
- チームワーク
- 論理的思考力
それぞれ解説していきます。
1.学習意欲
学校の勉強ができるかどうかというのもありますが、
新しい知識を入れることに抵抗がないかです。
IT業界は変化が激しいため、5年前のものがもうすでに古くなっていることもあります。
そのため、常に学ばなければなりません。
例えば、歴史が好きで教科書にないことも調べちゃう、
読書が好きで毎月10冊読んじゃうのような性格の方は、当てはまるかもしれません。
2.チームワーク
これは文字通り、チームで仕事ができるかどうかです。
特に、チームで1つの目標に向かって、
メンバーと協力しながら仕事ができる人が求められます。
1人で完結せずに複数人でプロジェクトを組み仕事をします。
そのため、周りの人と協力して仕事を進めないとシステムは完成しません。
ただチームにいれば良いというわけではなく、
チームの中で引っ張る役割やサポートする役割など、
何かしら役割を担っている必要があります。
ゼミのグループワークでゼミ長をサポートする役割だった方は
向いている可能性は高いです。
3.論理的思考力
自分の思考を整理し、筋道を立てて表現する力です。
A=B、B=C、すなわちA=Cみたいな思考です。
プログラムの特性上、上記の思考がかなり大事になって来るため、必要になります。
例えば、物事を順序立てて考えることが好き、
1つ1つ事実を繋げて考えないと気が済まないみたいな方は、当てはまるかもしれません。
プログラミング経験が一番の武器
最近ですと、本格的にプログラミングを学べるサービスが出始めて来ています。
株式会社ブレーンナレッジシステムズが運営しているゼロスクは、
無料でJavaの研修を受けることができるプログラミングスクールです。
また、現役エンジニアと無料カウンセリングができるTechAcademyは
IT業界のエンジニアと話せる機会がありよりリアルなイメージがつきます。
もう少し本気で学びたい、就職だけでなく副業にも使えるスキルを身につけたい方は
ゲーム開発をしたい方はTECH STADIUMがあったりと、いろんなサービスがあります。
IT業界の面接は仕事で事実を確認することが多いので、
面接でも事実を確認することが多くあります。
そのため、IT業界を目指しているという事実を作りましょう。
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内定がもらえる自己PRのフレーズ5選
よく使われる自己PRを例文としてまとめました。
自分に合うものを見つけて参考にしてみてください。
- 事例①(周りを巻き込んでチームの一体感を作れる)
- 事例②(真面目にコツコツ努力ができる)
- 事例③(気になることがあるととことん調べる)
- 事例④(課題を発見して解決できる)
- 事例⑤(裏から支える縁の下の力持ち)
事例①(周りを巻き込んでチームの一体感を作れる)
私の強みは、周りを巻き込んでチームの一体感を作れることです。
飲食店のアルバイトでアルバイトリーダーをしていました。
店舗の課題として、学生アルバイトの離職率が高いことが挙げられ、何とかこの課題を解決したいと思い、次の2つのことを取り組みました。
1.アルバイト1人1人と面談をする
強制しても続かないと思ったので、アルバイトで何をしたいか、どんな目的でアルバイトを始めたのかを聞きました。
2.みんなが楽しくなる目標を設定する
やりたいことを聞いて、それをメンバー全員に共有し、みんなで達成したら店舗でパーティーをすることを目標にしました。
結果として、全員やりたいことを実現でき、無事に目標達成できました。
この経験から、私は周囲の人を巻き込んでチームの一体感を作れ、目標を達成できます。
事例②(真面目にコツコツ努力ができる)
私の強みは、真面目にコツコツ努力ができることです。
1度決めたことは最後までやりたいという性格だからです。
大学に入ってからダイエットをしようと決意し、4年間で10キロ痩せました。
やったことは、毎朝6時にジムへ行き、1時間トレーニングすることで、今も続けています。
コツコツやっていき、努力が目に見えて形になることがやりがいとなっています。
入社後も、資格取得とために毎日継続して努力を続け、求められる以上の成果を出し続けます。
事例③(気になることがあるととことん調べる)
私は、気になることがあるととことん調べる性格です。
興味を持ったら探求しないと気が済まず、つい調べてしまいます。
大学の経営学のゼミで、ある企業を調べて発表するという課題がありました。
その際に、企業のホームページやIR情報はもちろんのこと、過去10年分のニュース、社長の出版した本を読むなど、企業のあらゆる情報を収集しまとめました。
発表の時に教授から「そこまで調べられたのはすごい」と言われ、嬉しくなりました。
この経験から、私はとことん調べる探求心が強みだと考えています。
事例④(課題を発見して解決できる)
私は、課題を発見して解決できることが強みです。
塾講師のアルバイトをしており、担当生徒の数学の点数が伸び悩んでいました。
いろいろと生徒から話を聞いていると、数学に対して苦手意識があることが原因だとわかり、小さな成功体験を積み重ねるように指導しました。
結果として、生徒の点数が30点から90点に上がって生徒は苦手克服、私自身もやりがいを感じた経験です。
今後も、顧客の本質的な課題を見つけて、解決していく仕事をしていきます。
事例⑤(裏から支える縁の下の力持ち)
私は、裏から支える縁の下の力持ちです。
多くの人をサポートして役に立ったときにやりがいを感じるからです。
私は30人ほどの野球サークルのマネージャーを務めていました。
マネージャーは私1人しかいなかったため、練習試合の調整や練習場所の確保、選手の体調管理など、多岐にわたる仕事を行ってきました。
「いつも大変なことをやってくれて助かってるよ」と言われることは私の一番のやりがいです。
そのため、私は仕事でも裏から支える仕事がしたいと思っています。
まとめ
一般的にIT業界で求められるものに合わせて自己PRを作りましたが、
これが「システムエンジニア」「サービスエンジニア」
「インフラエンジニア」のように職種が変わってくると求められるものも変わります。
エンジニアの種類が多すぎてイメージがわかない場合は、
百聞は一見に如かずというように体験してみるとイメージしやすくなると思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。