そんなに表には出ていないけど、実は注目されている水ビジネス。
よくわからない水ビジネスについての解説と実態お伝えします。
世界の市場規模はなんと約86.5兆円!?
水ビジネスは、2025年には約86.5兆円に成長すると見込まれています。
これはどれだけすごいかと言いますと、
現在のIT業界の市場規模は約17兆円
プラットフォーム市場(クラウドサービスやIoT)はそれぞれ約5兆円と約7.5兆円
MaaS市場は約25兆円
シェアリングエコノミー市場は約36億8000万円
医療ビッグデータビジネス市場は8,259億円
どのIT業界よりも大きくなります。
それ以上の市場規模になるということです。
【水ビジネスの実態】
地球上の水は約97.5%が海水、約2.5%が淡水という割合であり、人が利用できる淡水は全体の約0.01%。
世界人口が2050年には90億人に増えることで、水不足が深刻化。
そんな中で、いろいろな水ビジネスが成長を続けています。
基本的には、海水を飲める水にするビジネスが成長しています。
企業を例に挙げてご紹介します。
◆海水を淡水化するプラントを作っている企業
◆海水から水を取り除く濾過膜を作っている企業
東レ、東洋紡、旭化成、クラレ、ダイセルなど
◆海水をくみ上げるポンプを作っている企業
荏原製作所、酉島製作所など
◆海水を淡水化する機械で使われるチタンを扱っている企業
大阪チタニウムテクノロジーズ、東邦チタニウム、神戸製鋼所など
◆上下水処理の機械を作っている企業
月島機械、オルガノ、三浦工業など
世界基準で見ると、生活に欠かせない「水」に対しての需要が追いつかない。
なくならないビジネスとして成長し続けるものはなかなかないので、選択肢の一つに入れてみるといいかもしれないですね。
お読みいただきありがとうございました。